内容説明
勝つために最も大切なことは「準備」と「読み」だ!剣道日本一を6度成し遂げ、指導者としても4人の日本一を育てた「平成の宮本武蔵」が語る現代の『五輪書』
目次
第1章 好きになる
第2章 観察する
第3章 考え抜く
第4章 守りを固める
第5章 先を読む
第6章 勝負をかける
第7章 打たれて学ぶ指導法
著者等紹介
宮崎正裕[ミヤザキマサヒロ]
神奈川県警察剣道首席師範、剣道教士八段。1963年神奈川県生まれ。東海大学相模高校を卒業後、神奈川県警察に奉職。全日本剣道選手権で2回の連覇を含む前人未到の6回の優勝を成し遂げる。2011年から全日本女子の監督を務める。その戦績から「平成の剣豪」「努力の天才剣士」などと称される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
unamaster
2
30分で読了。本書のテーマが「勝ち続ける」だったので手に取ってみました。私自身、一度優勝することに必要な事と勝ち続ける為に必要な事は全く違うことのように考えているからです。一度勝つ事を何度も続けるということでは多分勝ち続けることはできません。勝ち続けている(いた)選手は勝ち続ける為の別の戦略を持っていると思います。宮崎先生の剣道は「守る」剣道であり、全日本を連覇する以前は正統派の剣道としては考えられていなかったそうです。本書では勝ち続ける為には「負けない」という要素がとても重要である事がわかります。「負け2017/03/20
531マン
2
こういう本を読むと、何ごとも準備と心構えが重要だということを痛感する。2017/02/25
ゆきねこ
1
宮崎教士八段による、現代の『五輪書』。多分剣道をやっている人たちにしてみたら、毎日、稽古の後や稽古中に聞いている話でしょう。身内に剣道をやっている人がいるので、読んでみました。剣道家として超一流になるには、「読み」と「準備」が必要なのですね。簡単に聞こえますが、それができる人、それも、完璧に近いほどできる人は、ほんの一握りなのでしょう。全てのスポーツに通用する本でした。日常生活を送るとき、また、仕事をしていく上でも、広範性のある本でした。1時間で読めました。2018/08/13
ピロン
1
日本選手権一優勝6度の宮崎正裕の著書。負けない剣道というのは、まず守ること。そして剣道は日常の心構えが大切。しかし、言うは易く、行うは難し。まずは人間性を磨くことか・・・。2018/07/11
桐谷恭一郎
1
宮崎先生の強さの根源について知れた気がする。本当に強い人は研究を怠らず、人に接する時もきちんと丁寧に接する人が多いイメージをこれまでの人生の中で私は感じていたが、宮崎先生もまた人として素晴らしい方だということが本を読んでいて分かり、やはり本当に強い方なんだな、と納得した。2018/05/08