内容説明
このシンプルな物語はきっとあなたに「生きる力」を与えてくれます。ベストセラー『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』の著者が挑む新境地の書き下ろし作品。
著者等紹介
喜多川泰[キタガワヤスシ]
1970年、東京都生まれ。愛媛県西条市に育つ。東京学芸大学卒。98年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。執筆活動だけではなく、全国各地で講演を行い、「親学塾」も全国で開催中。現在も横浜市と大和市にある聡明舎で中高生の指導にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
49
2月に買って、喜多川本にしては珍しく寝かせ、やっと読了。今が読むべきときだったのでしょう。この本は、七海と沙織の物語。それは、博史と恵子のお話でもある。有川浩の「海の底」ばりの状況だが、田舎なのか、まだまだ素朴な味わいがあり、ほっとする。おいべっさんと広場、そこには、何世代にも渡り、子供達の年齢を超えた成長の場があり、正にパワースポット。ここで磨かれた魂は、100まで残る。弥生さんは、灰谷さんの「天の瞳」、園長先生のようだ。年の功には、全てを包み込む優しさがある。この街でかかった芝居の中身が気にかかる。 2013/04/19
メタボン
28
☆☆☆ なかなか良い話でした。悪いことを隠し続けるのってすごく嫌な気分。だから沙織の気持ちも良くわかるし、正直に母に話して良かったと思う。この話では何と言っても寅之助が素晴らしい子。昔の価値観が現代の教訓になるという設定は、何だか今流行のドラマ「不適切にもほどがある」に通じるなと思った。2024/02/15
ちょん
21
とても幸せな気持ちになって読了。読みやすくわかりやすい。何を伝えたいかが、ストレートに心に響いてきた。2013/11/29
そのぼん
21
できれば思春期くらいのときに読みたい雰囲気の作品でした。インパクトは薄いけど優しいお話だったので、良かったかなと、感じました。2013/05/10
ぱんにゃー
19
こうきましたか。 喜多川さんいつもありがとう! 『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』映画化おめでとうございます。必ず観に行きます。 2013/01/24