目次
第1章 なぜ「重い気分」がなくならないのか(悩みってなんだろう?;新幹線のなかで突然あらわれた赤いポツポツ ほか)
第2章 悩みの原因は三つしかない!(「重い気分」が消えないのは「安定化作業」が原因;「心軽」より「身軽」をめざせ! ほか)
第3章 タイプ別にみる「あきらめ上手」になる極意(日本を列強諸国から救った徳川慶喜の秘策;たった五分の自己診断テストで、自分のタイプを知ろう! ほか)
第4章 誰でもできる「あきらめ上手」になる習慣(たった三つの習慣で、毎日が驚くほど変わる!;「選択肢」をとことん減らす習慣 ほか)
著者等紹介
丸井章夫[マルイアキオ]
手相家兼、心理カウンセラー。1972年、秋田県生まれ。明治大学政治経済学部卒。手相の知識を身につけ、19歳でプロとして仕事をはじめる。現在は雑誌やテレビ、講演会など活躍の幅を拡げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
128
【主体性とアドバイスを両立させる】 『尊敬するあの人だったらどちらを選ぶだろう』『憧れのあの人なら、この場面でどのように決断するだろう』 と考えると両立♪ /私は昔、とことん自己中でした(大汗)、 本を読み始めてからは「あの人だったら」と自然と考えるようになった。 かもしれない♪ (憧れのヨシタケシンスケ氏のまね)2016/03/03
布遊
31
手相家兼心理カウンセラー丸井さんの本。*いつまでも決断できずに悩み続けてしまう人に共通しているのは、「安定化作業」を好む傾向が強い。いつまでもピンチ状態でも、それを「安定」指せようとする*後悔のない「あきらめ」をするには、受け身ではなく主体的に検討しなければならない。第三者の提案を自分なりに租借して主体的に検討する*悩みを消すためには、選択肢を減らす。わたし的には「あきらめる」と言うよりも、「適切な選択をする」をすると言う方が好きかなぁ。2019/12/29
みんと
14
次のステップを目指すには必ず何かしらのあきらめが必要であることをあらためてこの本で学んだ。 もともと人間は安定を好み、変化を苦手とする生き物なので行動を起こすにはストレスはつきものかもしれないが、うまくあきらめることができればそれは自ずと良い結果に導かれるのだ。 あきらめる=良くないことという先入観は捨てて、欲望をつのらせ過ぎないようにしなければならない。 ピンチの状態で安定化を選んでしまっていることが不安の原因であることがわかって良かった。2013/03/12
芸術家くーまん843
10
著者は心理カウンセラー。手相家としてアドバイスしていたが悩める人を助けることに限界があるため心理学を使って悩みの原因を整理し一歩踏み出す手助けをはじめた。大切になのは主体性、自ら決めること、人から勧められてやるのと自分で決断してやるのとではまったく違う。人に言われてやったことは失敗すれば後悔するが自分で決めたことは自分で受け止めるしかない。あきらめとは本当に大切なことのために何かを切り捨てること。人生にはそうした決断をしなくてはならない時が来るのかもしれないと思う一冊。2014/04/08
桂 渓位
9
やりたいことを、無理だから諦めなさいと言う趣旨の本では無く、選択肢を整理し狭めることで、自分のやりたいことを明らかにしようとする一冊。 あきらめ無いことが、何気に美徳になっている国民気質に、一石を投じてますね✨2018/08/23