内容説明
これまでの常識を、いっさい捨ててください。「意欲」ひとつで、介護は劇的に変わります。する側も、される側も、こうすれば「幸せ」になれる!デイサービス「おとなの学校」で驚異的な成果をあげる著者が、親を介護するすべての人へ贈る、その極意のすべて。
目次
第1部 あなたの常識は、これからの非常識!(あなたの介護はなぜ苦しいのか;そこに「意欲」はあるか?;家族で「これから」を話し合おう;家族の本当の役割とは何か;満足のいく人生のしめくくりをするために;認知症でも人間の「核」は変わらない;介護する側もされる側も幸せになる!)
第2部 日ごろの悩み、ズバリ解決します―介護なんでもFAQ
まとめ 意欲を引き出す10の鉄則
巻末付録 よい施設を見分けるポイント
著者等紹介
小山敬子[コヤマケイコ]
1962年熊本市生まれ。久留米大学医学部を卒業後、熊本大学大学院医学研究科博士課程修了。医療法人社団大浦会を中心とした医療・介護・福祉共同体である「ピュア・サポートグループ」代表。現在、学校形式のデイサービス「おとなの学校」を展開、拡大中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山下哲実
16
読みやすかった。介護していると嫌になる事もあるけどそれを否定することなく受け止めることが大事なんだと感じた。「こうしなきゃいけない、これは駄目だ!」って考えすぎると介護者自身が追いつめられるだろうし。そして、介護がきついと思うのは介護しすぎるかららしい。やれることはやってもらうというのが良いのだそうだ。生きるという事はそれだけでリスクを伴うものだ。多少のリスクを伴ってこそ人生は楽しいと言えるのかもしれない。まっ、あせらず共に楽しくってことか!2015/06/20
Shimaneko
7
プロローグと第一部で何度か泣きそうになった。確かに親の介護って、これまで曖昧にしてきた家族関係の総決算を迫られるうえ、自分自身の人生観や価値観の見直しをも迫られるからキツイんだよね。まだまだ着地点が見えない今、いろいろ気づかされた1冊。認知症未満でも身近に高齢者の肉親を持つ人には、いろんな意味で参考になると思います。2014/04/20
かんな
2
天国に近い年齢になる程強くなりそう( ̄▽ ̄;)「生きる意欲」。だから子供の心配を他所に終活もしない。2017/06/22
シライ
0
基本的に否定するのではなく、受け入れていくことが大切なんだということを学んだ。2016/05/07