内容説明
子宮頸がんになって家庭は崩壊し、うつ病に―。さまざまな宿命を乗り越えた39歳のシンガーソングライターが贈る、夢と希望の物語。
目次
第1章 「生きる」か「子宮」かの選択(運命を変えた不思議な「声」;子宮は確実に取らないといけません… ほか)
第2章 家族を引き裂いた「がん」の痛み(元通りにいかない「元通り」の生活;退院後にやってきた「ふたつの崩壊」 ほか)
第3章 「人のため」の仕事で復帰!(きっかけは、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画;私にはすべてあるじゃないか! ほか)
第4章 宿命を使命に変えて生きていく(「目撃者」になれば、「生きる力」が湧いてくる;カミングアウトは悲しみを軽くしてくれる ほか)
著者等紹介
松田陽子[マツダヨウコ]
シンガーソングライター。国連UNHCR協会・協力委員。ボランティア団体「self」代表。31歳のとき子宮頚がんにかかり、子宮全摘出手術を受ける。がんの「後遺症」に苦しむ中で、離婚を経験し、シングルマザーに。その後、うつ病になりながらも、これらの経験を通して得たメッセージを伝えるため、シンガーソングライターとして社会復帰する。国連UNHCR協会・協力委員として、難民支援のための活動や外務省協力イベントにも精力的に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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すみけん
11
これだけの人生経験をしてきた人の言葉だからこそ説得力がある。「冬は必ず春になる」は自分も好きな言葉だったので嬉しかった。生きていることに感謝して「負けない」人生をゆっくりと歩んで生きたいと思う。2015/08/22
yuka
3
ご自身の人生を赤裸々に告白しながら、人を勇気づける温かさのある本。知人なので特に感情移入もしたが、実際お話していても感心するし文章もとても読みやすかった。2014/06/10
Manabu Taira
1
色んな体験を積んで、人生とは何かを教えてくれる本でした。自分も自分のことだけを考え生きていくには辛いけど、人の為、誰かの為、親や兄弟、子供の為と考えた時に、生き方、気づき方が変わると思います。感謝です!2015/06/04
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