内容説明
ここ10年のうちに増加した病気は、そのほとんどが「副交感神経」の不調で起こっていた―。世界で初めて首筋肉の「治療法」を発見した脳神経外科の権威が教える「一生の悩み」が「一瞬」で消える健康法。
目次
第1章 あなたの不調の原因は「首コリ」にある(あなたは毎日、「お神輿かつぎ」をサボっている;体調不良は「下向き病」の前兆と心得よ ほか)
第2章 九〇%の人が病気になっている生活習慣(夏目漱石は「首コリ生活」を送っていた;問診票で下向き病のリスクをチェックしよう! ほか)
第3章 「下向き病」はこれで治る!(世界初の画期的な治療法はこうしてできた!;まずは「五つの要因」を覚えなさい ほか)
第4章 空を見上げるだけで人生が変わる(「目的地のない散歩」が体も心も健康にする;「上向き生活」があなたの将来を約束する ほか)
著者等紹介
松井孝嘉[マツイタカヨシ]
1967年、東京大学医学部卒業。脳神経外科医。アルバート・アインシュタイン医科大学で脳腫瘍研究ののち、ジョージタウン大学で世界初の全身用CTの開発に従事。日本へのCT導入の中心となって、日本中すみずみまでCTスキャナを普及、脳卒中死を激減させた。その努力もあり、CT普及率で日本は世界第一位となった。また、野球におけるデッドボールの研究成果がもととなり、今の耳付きヘルメットの基準が決まるなど、耳付きヘルメットの完成・実用化をもたらす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
0
長年、首コリに悩まされてきましたが、この本では下向き生活が頭痛や自律神経失調症、うつ病などの様々な現代病の原因となっていることが示されています。 自分でもできるネック・リラクゼーションも紹介されていて首コリに悩む人にはおススメの一冊です。2014/04/02
ふじ
0
世界で始めて首コリから様々な不定愁訴を起こす事を発見された松井さんです。 首の後ろ側には、脳へと続く自律神経があり、首こりにより固まった筋肉が自律神経を圧迫し、副交感神経の働きを鈍くする。また、それに伴いうつ病などの精神障害も引き起こすとのこと。もちろん全てのうつや精神障害が首こりにあるわけではないでしょうが、自律神経の働きを整えるには首こりを適切に治す以外にはないとのことです。2012/03/20
フェアリー
0
この本では「肩こり」と間違えられている「首こり」が体の健康を阻害しているということが書いてあります。 首が凝っていると慢性疲労や冷え性、さまざまな症状が出ると書いてあります。 原因は現代の私たちが「下向き」の生活をするようになったため、 首に負担がかかっているから、首こりの人が多いということでした。 6キロほどもあるスイカを首で支えているのだから、首全体で支えないと異常が全身に及んでしまうようです。 2011/10/15
星直子
0
上を向いて歩こう。2011/09/15
-
- 和書
- ジョニー・デップ 〈2〉