内容説明
20世紀が生んだ偉大な写真家の一人アーヴィング・ペンと、服飾デザインをアートの世界まで高めた稀有なデザイナー三宅一生。この十年、二人は驚嘆すべき共同作業を続けてきた。本書は、創作を続ける二人の、一つの時代の結晶である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
9
ファッションうんたらというより、身体をキャンバスとした幾何学図形として眺める。六本木から表参道まで建築散歩をしていると、プリーツプリーズを着た人やバオバオバッグを提げた人が実際にいる、北千住にはいないし、板橋にもいない。2017/09/14
すみ子
1
ミヤケイッセイの80年代から90年代までの作品を振り返る~。日本的な要素を含んだデザインが散見された。今年に21_21design sightで「アーヴィングペンとイッセイミヤケ」展を観たときにも感じたことだけど、なんとなく彼のこのころの作品からは死をイメージできる。私的には最近のカラフルな色使いのデザインのものが好きなのだけれど。2012/08/09