内容説明
おぼえていますか?桃太郎、金太郎、浦島太郎、かぐや姫…子どもと楽しむおとぎ俳画。読み聞かせに!巖谷小波生誕150年記念。
目次
画帖『童心帖』―巖谷小波・俳画/お伽噺
お伽俳画―巖谷小波・俳画/お伽噺
節気俳画・世相俳画―巖谷小波・俳画・金成妍・解説
落款いろいろ
巖谷小波句碑
彩筆の軌跡を追って―巖谷小波お伽俳画発掘記
巖谷小波年譜
参考文献
著者等紹介
金成妍[キムソンヨン]
韓国釜山生まれ。九州大大学院で比較社会文化を専攻し、2008年に博士号(文学博士)取得。同年、児童教育者で口演童話家の久留島武彦(1874~1960年)研究で第48回久留島武彦文化賞個人賞を受賞(外国人初・最年少受賞)。2010年、第34回日本児童文学学会奨励賞受賞。2016年には日本の児童文学の発展に貢献した巖谷小波の遺志を継承する人・団体を表彰する第39回巖谷小波文芸賞特別賞を受賞(最年少受賞)。現在、大分県玖珠町の久留島武彦記念館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麻ノ葉
6
子どもの頃、父の里で毎年5月5日にあった童話祭に連れていってもらっていた。久留島武彦にゆかりがある土地でその名前は知っていても、何をした人なのかはぼんやりとしかわからず今日まで来た。 この本は、その町の久留島武彦記念館の館長 金成妍(キム ソンヨン)さんの著書。 巖谷小波が俳画を描くことも知らなかったし、久留島武彦と繋がりがあることも初めて知った。 何より、著者のお人柄が文章から見えるようで、とてもおもしろかった。 コロナでいつになるかわからないけど、帰省の際は久留島武彦記念館へ行ってみたい。2020/10/05