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出版社内容情報
自由自在に描き続けたのは、画家が夢見た浄土の世界であったのかもしれない。
幻の天才画家・不染鉄、初めての画集刊行。2017年、没後40年を記念し、誕生の地である東京と、晩年を過ごした奈良の2カ所で開催された展覧会で、突如姿を現した無名の画家・不染鉄(ふせんてつ)。
「こんな変な画家がいたのか」と、見る者をあっという間に虜にした、一度見たら忘れない不思議な作品群は、不染独特の飄々としたユーモアと温かいまなざしと共に、強い精神性と驚くべき高い技術で描かれている。
早くに両親を亡くし、やがて妻にも先立たれた画家・不染鉄が、郷愁の思いと信仰への深い理解をもって描き続けたのは、自身が夢見た浄土の世界であったのかもしれない。
幻の天才画家・不染鉄、初めての画集刊行。
驚くべき緻密な描写を堪能すべく、部分拡大を多数掲載。
ミクロとマクロの視点を自在に駆使して描かれた、不染ワールドの魅力に迫る。
第一章 追憶ー枯草のそよぐ上に
第二章 山水ー耳をすませば
第三章 祈りー人は生まれて死に生まれて死に
第四章 海ー此の嶋へ渡り
第五章 それだから極楽と言ふのか
不染鉄[フセンテツ]
著・文・その他
目次
第1章 追憶―枯草のそよぐ上に
第2章 山水―耳を澄ませば
第3章 祈り―人々は生まれて死に生まれて死に
座談会1 巨大な未発表作品『奈良風景2』を目にして
第4章 海―此の嶋へ渡り
第5章 浄土―それだから極楽といふのか
座談会2 不染鉄との出会い―展覧会を通じて(「没後40年幻の画家不染鉄展」を終えて)
不染鉄―人と作品(松川綾子)
不染鉄年譜
不染鉄関連文献
作品目録
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遠い日