内容説明
ミヅマアートギャラリーの作家30名の作品&エピソードを一挙掲載!
目次
会田誠
青山悟
池田学
OJUN
ジュン・グエン=ハツシバ
棚田康司
天明屋尚
宮永愛子
山口晃
山本竜基〔ほか〕
著者等紹介
三潴末雄[ミズマスエオ]
ミヅマアートギャラリーエグゼクティブ・ディレクター。東京生まれ。成城大学文芸学部卒業。1980年代からギャラリー活動を開始、94年ミヅマアートギャラリーを東京・青山に開廊(現在は新宿区市谷田町)。2000年からその活動の幅を海外に広げ、インターナショナルなアートフェアに積極的に参加。日本、アジアの若手作家を中心にその育成、発掘、紹介をし続けている。また、アジアにおけるコンテンポラリーアートマーケットの更なる発展と拡大のため、2008年に北京にMizuma&One Galleryを、2012年にシンガポールのギルマンバラックスにMizuma Galleryを開廊した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
33
最初に、現代アートの作家にはコンセプトを創案し、制作は外注して、色校正してサインをする工房のような形があるというのにまず驚き、一方でミヅマアートギャラリーの作家は寡作だという。現代アートは相変わらずわからないが、見ていておもしろかった。O JUNグループ展、宮永愛子展、山口晃展ぐらいしか実際は見たことはないが。2020/12/05
たまきら
19
日本にあるようなないような現代アートシーン。その中でニホン、を紹介し続けている尊敬できるキュレーターさんをあげるとしたら、特に異彩を放つのは強い情熱と断固たる審美眼を持つ三潴さんだと思う。96年に大学の友人、ジュン・ハツシバを通じてお邪魔した小さな小さなギャラリーには、情熱がたくさん詰まっていた。真に人を成長させるものは愛だな、といつも思っているけれど、この人のギャラリーはまさにそれだった。これからも楽しみにしているギャラリーである。2016/03/29
seichan
6
会田誠、山口晃、天明屋尚などなど、日本の現代美術シーンで気を吐く作家たちの拠点がこのギャラリー。ずいぶん昔にギャラリー見に行ったなぁ。いろいろな作家が紹介されていて面白かった。巻末の文章では父親の代からの文学者やら誰やらとの付き合いを書き連ねてあって、そういう「人脈によるハク付け」はファインアート業界には欠かせないのねと思った。ファインアートの少なからぬ部分はスノッブで支えられてるもんねぇ。西洋が牛耳る美術界をアジアのアーティストで覆していきたいという強い意気込み、やがては現実になるかもしれないね。2016/05/23
ゆう
1
様々な作家の作品が紹介されている。 この本をきっかけに知ることができた方も多く、実りのある本だった。 冒頭にもあるように、大量生産されるアートではなく、手をかけて製作された作品しか載っていない。 そのテーマ性もよかった。 現代アートは有名人がフューチャーされがちなので、色々な作品を知れたのはいい機会だった。2020/08/03
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