内容説明
画が時間を刻み、詩が「真夜中の裏側」を明かす。画家・宮崎次郎×詩人・野村喜和夫、異色のコラボレート詩画集。
著者等紹介
宮崎次郎[ミヤザキジロウ]
画家。1961年、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員として渡仏。95年第三〇回昭和会賞受賞。個展多数開催、国内外のグループ展出品。ポルトガル語で郷愁や懐旧の情などを指す「サウダージ(Saudade)」をテーマに独自の世界観を描きだす
野村喜和夫[ノムラキワオ]
詩人。1951年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。戦後世代を代表する詩人のひとり。その詩は数カ国語に翻訳紹介されている。現代詩とともに、小説・批評・翻訳・比較詩学研究なども手がけ、また、自ら詩の朗読も行う。詩集『特性のない陽のもとに』で第4回歴程新鋭賞、詩集『風の配分』で第30回高見順賞、詩集『ニューインスピレーション』で第21回現代詩花椿賞、詩集『ヌードな日』および『難解な自転車』で第50回藤村記念歴程賞、評論『移動と律動と眩暈と』及び『萩原朔太郎』で第3回鮎川信夫賞、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』でアメリカの2012 Best Translated Book Award in Poetry(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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