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内容説明
レンブラントへの憧れを終生持ち続け、圧倒的な描写力で61年の生涯を駆け抜けた画家、牧野邦夫。本格的なテクニックを駆使した高密度の作品群は近年ますます評価を高めている。最近の研究を元に可能な限りの作品を収録したファン待望の画集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
12
牧野邦夫、という画家を知っている人は少数派だと思う。この人は'50年代~'80年代半ば頃にかけて活動し、写実的なタッチで幻想・耽美的な絵を - 例えばブリューゲルやボッシュの如き魑魅魍魎、百鬼夜行のような世界を描いた画家だ。高校生の頃友人が、NHKの「日曜美術館」でこの画家を紹介していて、写真のようなすごい絵だったと絶賛していたのを聴いて、どんな絵なのか知りたくて調べまくったのだが、画集の類は一切なく、その名前のみ何十年ものあいだ心に深く刻まれる事となった。その後、TV業界に出入りするようになり(つづく)2020/04/04
紅茶派
1
図書館から借りてきて思い出した。これは、練馬で観たものだ。高速夜行バスで新宿に着き、開館時刻まで間がありすぎたので、池袋まで歩いた。途中、箱根山にも登ってみた。会場内は平日にもかかわらず、結構にぎわっていた。知っている人は、知っているものだなと思った。素晴らしい作品がたくさんあった。そして、この人は、自分と自分の作品が大好きなのだな、と思った。2020/09/06
きたむ
0
面白そうで、そうでもないような…。2014/03/23
マコ
0
とりあえず一通り見た。レンブラントにかなり影響を受けたということだが、私はヒエロニムス・ボスやブリューゲルを思い出した。見た目だけでなく内面や宿っているものまで描ける画家。練馬区立美術館の展覧会を見逃したのが残念だ!もしかして、と思ったら、やはり、牧野信一の親戚だったらしい。2013/06/15
Gaudi
0
平家物語を現代風に描き上げた作品があります。芥川の地獄変も。 あくまで写実を追求した画家、牧野邦夫。これまでよく知りませんでした。2019/05/11