記憶のなかの歴史―個人的経験から公的演出へ

記憶のなかの歴史―個人的経験から公的演出へ

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  • サイズ B6判/ページ数 335,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784879842923
  • NDC分類 234.07
  • Cコード C0022

内容説明

私たちはいかにして歴史に遭遇し、歴史を経験し、歴史を消費するのか。世代間の歴史認識の差、家族の記憶と歴史、都市に保存された歴史、メディアが演出する歴史…戦後ドイツの人々にとって、負の刻印を押された自国の近現代史が、いかなる姿をとって立ち現れてきたかを分析する。

目次

導入
序曲―ドイツ史はいかに短いか、長いか
体現された歴史―世代のダイナミズムについて
家庭の記憶における歴史―世界史への私的アプローチ
公的な空間における歴史―想起の担い手としての建築
演出された歴史―ミュージアムとメディア
展望―国民の再発明

著者等紹介

アスマン,アライダ[アスマン,アライダ][Assmann,Aleida]
1947年、ドイツ、ビーレフェルト近郊のベーテルに生まれる。1977年、ハイデルベルクにて英文学博士号、テュービンゲンにてエジプト学博士号取得。1992年、ハイデルベルク大学新文献学部で教授資格取得。現在、コンスタンツ大学英文学・一般文芸学教授

磯崎康太郎[イソザキコウタロウ]
1973年、神奈川県に生まれる。1997年、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。2002年、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、福井大学教育地域科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆうき

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歴史と記憶の想起は物語、展示、演出によって個人の記憶から公的な歴史へと移行していく。歴史の市場は個人の生きた時代、認識、場の記憶によって30年で移り変わっり新たな個人の記憶が生まれ過去の記憶が上書きされていくため民主主義国家では歴史の再構築と新たな想起のために歴史を物語、展示、演出によって次の世代へと伝えていく。2012/04/26

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