内容説明
日本の近代美術を牽引する美の巨匠たちを、世界レベルで活躍する音楽家たちを、綺羅星のごとく輩出してきた日本最古の芸術大学―その京都芸大の独自性を1880年の京都府画学校創立から今日まで、130年の変遷の歴史とともにつづる待望の一書。
目次
第1章 近代美術の夜明け(画学校、開校へ;南画の時代;維新前後の京都画壇 ほか)
第2章 花開く画壇と工芸(絵画専門学校;文展開催さる;美学ことはじめ ほか)
第3章 新しい時代の芸術へ(創造美術の誕生;対照的な作風の二人;日本一の先鋭、パンリアル ほか)
著者等紹介
澤木政輝[サワキマサテル]
1973(昭和48)年、京都市生まれ。東大寺学園中・高等学校を経て、京都大学法学部を卒業。1998(平成10)年、毎日新聞社に入社。奈良、松山、京都各支局、大阪本社社会部を経て現在、大阪本社学芸部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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