目次
大道の中―徐幹『中論』の思想史的位置
経国の大業―曹丕文章経国論考
建安文質論考―阮〓(う)・応〓(とう)の「文質論」とその周辺
王弼形而上学再考
言尽意・言不尽意論考
言外の恍惚の前に―阮籍の三玄論
言語と沈黙を超えて―王坦之「廃荘論」考
形而上への突破―孫綽小考
逍遥の彼方へ―支遁形而上学考
辞人の位置―沈約『宋書』謝霊運伝論考
経典の枝條―『文心雕龍』の立文思想
隠―『文心雕龍』の言語思想
著者等紹介
和久希[ワクノゾミ]
1982年、埼玉県に生まれる。青山学院中等部・高等部を経て、2005年、青山学院大学文学部日本文学科卒業。2014年、筑波大学大学院博士課程人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了、博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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