目次
第1部 唐代の文人と道教(道教研究の方法と課題;桃源・白雲と重玄・本際―王維とモダンな道教;太清・太一と桃源・王母―杜甫と道教に関する俯瞰;『九幽経』小攷―初唐における道教の代表的救済経典;三一と守一―『太平経』を巡る太玄派・重玄派と茅山派との関わりを包摂して;道教の色彩学―中国宗教の非言語コミュニケーション;仙女と仙媛―沈栄の文学と道教;李白と唐代の道教―レトロとモダンの間;李白女性観初探―共生と相思;柳文初探―柳宗元と道教;韓愈の死生観と道教―老荘・金丹・神仙・女性観)
第2部 宋代の文人と道教(宋代道教と雲笈七籤;欧陽脩の青詞について―欧陽脩と道教思想;曾鞏と麻姑信仰―麻姑に顔色を妬まるるに似たり;王安石と道教―太一信仰との関わりを中心に;蘇洵の水官詩について―蘇洵と道教;玉皇大帝と宋代道教―蘇軾を中心にして;蘇軾と道教―「服茯苓賦」・『霊宝度人経』・「抱一」・「三清」を中心に;『斜川集』を読む―蘇過と道教;蘇符と蘇籀―道教をめぐる両蘇とその後)
著者等紹介
砂山稔[スナヤマミノル]
文学博士(東北大学)。1947年1月1日大阪市で生まれる。1974年3月東北大学大学院文学研究科博士課程中国学専攻単位取得退学、東北大学文学部助手、岩手大学人文社会科学部助教授を経て、1995年10月同教授、2009年4月岩手大学評議員(2010年3月まで)、2012年4月岩手大学名誉教授。1981年10月日本中国学会賞(哲学)受賞。1983年9月中国社会科学院世界宗教研究所にて研修(1983年11月まで)。1994年4月ロンドン大学SOAS(アジア・アフリカ学院)及びコレージュ・ド・フランス中国学高等研究所にて文部省在外研究員として研修(1995年2月まで)。現在、日本道教学会理事、宮沢賢治センター(岩手大学)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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