内容説明
古代のヴァイキングやギリシア・ローマ時代のアレクサンドロス大王による大遠征、あるいはシルクロードを経由しての交易や大航海時代における東方・西方ルートの開拓、そして現代のエヴェレスト登山、海洋探査や宇宙ステーション構想といったテクノロジーの粋を集めた挑戦などの、人類が行ってきたありとあらゆる「探検旅行」をここに大集成。100組に迫る古今東西の探検隊の詳細を、180本超のコラム、およそ80点の経路図、約900点もの写真図版をもって、明解に紹介する。
目次
第1章 初期の探検家たち(古代世界の拡大;交易と外交;新天地を求めて;仏教世界における探検)
第2章 貿易と発見(アジア探検紀行;イスラーム世界への探検;アジアへのアフリカ周回航路;新世界との―出会い)
第3章 征服と植民地建設(残忍なコンキスタドールたち;北部同盟;世界を周航する;太平洋への進出)
第4章 未知の世界との邂逅(地図の作製;アフリカの内奥へ;キリスト教の布教;異人たちの交流)
第5章 極限への挑戦(学術探検;地の果てまで;海の底を探検する;太陽系への飛翔)
著者等紹介
荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生れ。武蔵野美術大学客員教授。博物学研究家、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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