目次
近代中国「社会教育」史研究の現状と課題
第1部 「社会教育」の導入と組織化―清朝末期~中華民国北京政府期(「社会教育」の導入―清末民初天津の教育事情;「社会教育」の組織化(中華民国北京政府期における天津社会教育辧事処の活動;天津警察庁と天津県教育局の取り組み))
第2部 「社会教育」の拡大化と緻密化―南京国民政府期~国共内戦期(一九二〇年代後半~四〇年代天津における義務教育の進展とその背景;「社会教育」の拡大化―南京国民政府の成立と天津「社会教育」の変容;「社会教育」の緻密化―民衆教育館による「社会教育」の変容)
第3部 「社会教育」の大衆化―中華人民共和国初期(「社会教育」の大衆化―「社会教育」と大衆運動;文化大革命期に作成された個人資料の教育史研究への応用―「天津市紅橋区煤建公司従業員関係档案」について)
近代天津の「社会教育」―教育と宣伝のあいだ
附録 丁国瑞『竹園叢話』について―附:各集目次
著者等紹介
戸部健[トベケン]
1976年神奈川県に生まれる。2000年中央大学文学部卒業。2008年慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。現在、静岡大学人文社会科学部准教授。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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