目次
序章
第一章 亡妻哀傷文学の系譜
第二章 明清における亡妻哀悼文の展開―亡妻墓誌銘から亡妻行状へ
第三章 明清における亡妾哀悼文
第四章 明中期における亡妻哀悼の心性―李開先『悼亡同情集』を中心に
第五章 明の遺民と悼亡詩―艱難の中の夫と妻
第六章 清における聘妻への哀悼―舒夢蘭『花仙小志』を例に
第七章 明清における出嫁の亡女への哀悼―非業の死をめぐって
附論 前近代中国における女性同性愛/女性情誼
著者等紹介
野村鮎子[ノムラアユコ]
1959年、熊本市生まれ。立命館大学文学研究科博士課程後期課程東洋文学思想専攻修了。龍谷大学経済学部助教授を経て、2001年奈良女子大学文学部助教授、2006年より教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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