東アジア交流史のなかの遣唐使

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  • サイズ A5判/ページ数 314p
  • 商品コード 9784762942129
  • Cコード C2025

出版社内容情報

1 遣唐使の機構(遣唐使の派遣動機;七世紀における遣唐使の組織構成;律令制下における遣唐使の組織構成)/2 国際社会の中の遣唐使(入唐僧と海外情報;日唐交流史における人名;石山寺遺教経奥書をめぐって)/3 史料論とし

目次

1 遣唐使の機構(遣唐使の派遣動機;七世紀における遣唐使の組織構成;律令制下における遣唐使の組織構成)
2 国際社会の中の遣唐使(入唐僧と海外情報;日唐交流史における人名;石山寺遺教経奥書をめぐって)
3 史料論としての遣唐使(唐から見たエミシ;『新唐書』日本伝の成立;『王年代紀』の史料論)

著者等紹介

河内春人[コウチハルヒト]
1970年東京都生まれ。1993年明治大学文学部卒業。2000年明治大学大学院博士後期課程中退。2002年日本学術振興会特別研究員(PD)。現在、明治大学文学部・立教大学文学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hyena_no_papa

3
近読二書と比べて、また一段とレベ高!というかこの分野の研究者などを対象としているのだろう。飛鳥朝以降になると文字資料が格段に増えるので、私のように基礎知識の乏しい一般の読者には足に鎖して歩んでいるような感覚に囚われる。とは言え、さっぱりチンプンカンプンというわけでもなく、自分の古代史の視野を広げるには当然のごとく知っておくべき知識も少なくない。皇統を中心に置く自尊意識は仏教界もまた大きな発信源となっていたのではないか。始祖神を天御中主に置くか国常立に置くかという『記紀』の違いに係る考察も非常に興味深い。2023/09/22

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