出版社内容情報
せんたくのお手伝いをしていたサボン。くつ下を探して、せんたくかごをのぞいていたら、つむじ風が吹いて飛ばされてしまった。気がつくと、せんたくかごをかぶっていたサボン。かごのあみ目からいつのまにか抜け出して見えてきたのは、楽しそうにはたらく小さな者たち…。せんたくかごが大好きな子が、不思議な世界を訪れる絵童話。見えない優しさに気づくきっかけになるお話です。
内容説明
おせんたくはすきですか?じゃあせんたくかごは?やさしさは見えないところにある。そう気づかせてくれる物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
13
サボンが、大きな洗濯籠を持って、ママの手伝いをしていると…。楽しい洗濯ファンタジー。猫も可愛い。誰も知らない、だけど、お礼を言われると、嬉しいものです。ほっこり。2023/05/16
shoko.m
1
サボンは、おおきなせんたくかごをかかえて、ママのおてつだい。でも、あれれ? くつしたがかたほうみつかりません。そのとき、とつぜんぴゅーっとかぜがふき、きがつくと、サボンはせんたくかごをすっぽりとかぶっていた! 子どものころ、かごをかぶると背が伸びないよなんて言われていたことを思うと、私もサボンのようにかごをかぶっていたのかも。サボンのように異世界にいくことはできなかったし、背もあんまり伸びなかったけれど、今のわたしは、せんたくが結構好きだ。にしても、我が家のくつしたはいつもどこへ行ってしまうのだろうか。2022/07/21
KSMKNN
0
おもしろくてあたたかい2024/01/08