内容説明
本書は、平家物語の作品としての成立の時点から、様々に本文が形成されていく過程までを視野に収める。
目次
第1部 平家物語の生成と表現(物語の生成―事実と物語の間;表現の形成)
第2部 平家物語の諸本の形成(八坂系平家物語の様相;本文の編集の方法)
第3部 平家物語の受容の諸相
著者等紹介
桜井陽子[サクライヨウコ]
1957年静岡県に生まれる。1979年お茶の水女子大学文教育学部国文科卒業。1992年お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得退学。1999年博士(人文科学)。現在、熊本大学教育学部助教授。専攻は日本中世文学(軍記物語を中心とする)
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