目次
1 総論(スタイルの中国現代小説史;茅盾の小説言語と文学の方法)
2 作品論(『動揺』論;『虹』論;茅盾文学における幻想と現実―三〇年代初期を中心に;『水藻行』論;『腐触』の文体と構造;『霜葉紅似二月花』続稿の世界―解かれた封印;茅盾作品中における『走上崗位』の位置)
3 或る「事実」(茅盾文学の光と影―秦徳君手記の波紋;回想の茅盾―秦徳君探訪録)
4 作品の改作(『子夜』校勘記;『蝕』の改作)
5 補論(茅盾の自然主義受容と文学研究会)
著者等紹介
是永駿[コレナガシュン]
1943年福岡県門司市生まれ。1966年大阪外国語大学中国語学科卒業。同大学院外国語学研究科修士課程修了。中国語・中国文学専攻。鹿児島経済大学講師、大分大学助教授を経て、大阪外国語大学教授、1997年博士課程設置とともに博士指導教授。2008年立命館アジア太平洋大学教授。大阪外国語大学名誉教授。北京語言大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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