目次
第1部 東アジア海域文化交流からみる四書注釈論(中国における中庸注釈の展開―東アジア海域文化交流からみる;朝鮮王朝における王権と『中庸』―世宗を中心に;徳川思想と『中庸』;東アジアにおける林羅山―四端七情説について;荻生徂徠の四書解釈―『大学』『中庸』を中心に;近世琉球と朱子学)
第2部 江戸期の中庸注釈・中庸論(山崎闇斎と崎門学派の中庸論;山鹿素行の中庸注釈;伊藤仁斎の中庸論;荻生徂徠『中庸解』;懐徳堂学派の中庸論;大田錦城の中庸論;寛政正学派の中庸注釈;江戸前期「陽明学派」の中庸注釈・中庸論)