目次
第1章 心学としての朱熹の思想(「心」と「工夫」;「敬」)
第2章 理学としての朱熹の思想(「格物窮理」;経書に「做工夫処」を読む―「経」を前提とする「理」の意味)
第3章 朱熹と朱子学(朱熹門人・黄幹―「気象」と「工夫」;朱子学者・胡敬斎―「敬」の偏重が意味するもの;反朱子学者・王陽明―聖人にならなかった朱熹と聖人になった王陽明)
補論 『朱子語類』の記録をめぐる一考察―『語類』の言葉は誰の言葉か
著者等紹介
垣内景子[カキウチケイコ]
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科東洋哲学専修卒業、早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学、早稲田大学)。明治大学文学部助教授
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