出版社内容情報
京都大学大学院全学講義から生まれた起業・企業法務の実践的テキスト。いまや企業就職よりも起業を考える学生・院生が増え,「ベンチャー」から「スタートアップ」へと夢の起業論が語られるが,本書では,起業実践を堅実に行うために,企業法務における実質的なコンプライアンスの問い直しの必要性を説く。
内容説明
京都大学大学院教育支援機構大学院共通科目の講義から生まれた「起業&企業法務」の実践テキスト。コンプライアンスの意味を問い直す、スタートアップのための必読書!
目次
序章 企業経営とそれを支える専門家
第1部 企業法制と財務(ファイナンス法務)の基本をつかむ(会社法と会社の設立;複式簿記と会計;税金の計算と税務;事業資金の調達;財務分析と M&A;株式の上場;倒産処理の手続)
第2部 労務(労働法務)の基本をつかむ(従業員の募集と採用;就業規則と労働条件の決定・変更;労働法令の遵守;業務遂行過程と従業員利益;知的財産管理と従業員;雇用契約の終了;社会保険の法と制度)
著者等紹介
村中孝史[ムラナカタカシ]
1957年生まれ。現在、京都大学名誉教授・同志社大学大学院司法研究科特別客員教授。京都大学国際高等教育院非常勤講師。京都地方労働審議会委員・同会長。京都府労働委員会公益委員。専攻:労働法
堀江崇寛[ホリエタカヒロ]
1976年生まれ。現在、堀江公認会計士事務所所長〔公認会計士、税理士〕。京都大学国際高等教育院非常勤講師。専攻:会社法
平木健太郎[ヒラキケンタロウ]
1992年生まれ。現在、沖縄大学経法商学部講師。専攻:労働法、社会保障法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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