出版社内容情報
大学で学ぶ憲法には,高校までの受験暗記型のスタイルにはないクリティカルな思考力が求められる。本書は身近な社会問題のトピックに応える形で,憲法とその解釈論・判例理論を批判的に解説する。知的好奇心を刺激し,興味・関心を喚起させる思考経路重視型教科書。一般教養テキストに最適。読み物としても面白い。
内容説明
私たちのまわりの「それよくある!」というTopicの問いから日本国憲法を真に使えるものにしてゆく。クリティカルな思考形成型の憲法入門書。
目次
第1部 天皇制と平和主義(天皇制;平和主義)
第2部 人権(人権総論;自由権;社会権;参政権と請求権)
第3部 統治機構(立法;行政;司法と違憲審査制)
第4部 憲法の最高法規性
著者等紹介
山元一[ヤマモトハジメ]
1961年東京に生まれる。現在、慶應義塾大学大学院法務研究科教授(憲法担当)、放送大学客員教授、パリ第2大学ミシェル・ヴィレー研究所シニア・ヴィレー・フェロー。リヨン第2大学・モンペリエ第1大学・レンヌ第1大学・ニース大学・シアンスポ(パリ政治学院)・パリ第2大学・パリ第1大学で招聘教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで客員研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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