出版社内容情報
カップルカウンセリングは個人療法の単なる拡張ではない。カップルの「二つの視点」の間で複雑な関係におかれるセッションをどう構造化すればよいのか。社会文化的な影響を探究し,カップル自らが「物語」るよう導くセラピーを展開。性的な問題,不貞,暴力・虐待といった「固有の問題」を取り上げ,実践的にガイドする。
■本書の主な目次
●第I部 概念と実践
第1章 個人カウンセリングとカップル・カウンセリング
第2章 ナラティヴ・セラピー
●第II部 カウンセラーとカップルに与える社会文化的影響
第3章 カップル関係をめぐる文化的に形成された考え方
第4章 カウンセラーと異なる性的指向、年齢、文化的背景のカップル
●第III部 セッションの構造
第5章 初回ジョイントセッションのフレームワーク
第6章 初回後のジョイントセッション
第7章 必要に応じた個人セッション
第8章 アドバンスド・プラクティス
●第IV部 固有の問題
第9章 危機を招く恐れのある緊張関係
第10章 友人や家族との問題
第11章 性的な問題
第12章 不貞
第13章 暴力と虐待
内容説明
カップル・カウンセリングは個人療法の単なる拡張ではない。複雑な関係におかれるセッションをどう構造化すればよいのか?社会文化的な影響を探究し、カップル自らが「物語」るよう導くセラピーの構造を明快に解説!性的な問題、不貞、暴力・虐待といった「固有の問題」を解きほぐす。
目次
第1部 概念と実践(個人カウンセリングとカップル・カウンセリング;ナラティヴ・セラピー)
第2部 カウンセラーとカップルに与える社会文化的影響(カップル関係をめぐる文化的に形成された考え方;カウンセラーと異なる性的指向、年齢、文化的背景のカップル)
第3部 セッションの構造(初回ジョイントセッションのフレームワーク;初回後のジョイントセッション ほか)
第4部 固有の問題(危機を招く恐れのある緊張関係;友人や家族との問題 ほか)
著者等紹介
ペイン,マーティン[ペイン,マーティン] [Payne,Martin]
英国ノリッチ市在住。英国、コルチェスター高等教育機関で来談者中心療法の訓練を受けたのち、オーストラリア、アデレード市のダリッチ・センターでマイケル・ホワイトに学び、ナラティヴ・セラピストになる。ナラティヴ・セラピーに関する著書二冊は国際的に高い評価を受けている
国重浩一[クニシゲコウイチ]
ワイカト大学カウンセリング大学院修了。現在、一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センターおよびダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドに所属。ニュージーランド・カウンセラー協会員、日本臨床心理士
バーナード紫[バーナードユカリ]
津田塾大学卒業。ロンドン大学教育研究所修士課程修了(英語教育)。ワイカト大学教育学部教育研究科ディプロマ修了(カウンセリング)。現在、ニュージーランド、ハミルトン市在住。翻訳家/通訳。一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センターにて、翻訳と通訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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