出版社内容情報
育児不安,ひとり親,児童虐待,DV,貧困,発達障害……。家族を取り巻く課題が多様化・複雑化している現代において,孤立し戸惑う保護者に対して保育士は何ができるのか。本書では,保育士の行う保育の専門性を背景とした「子育て支援」の特性と展開について,豊富な資料や実践事例等を通してわかりやすく解説する。
内容説明
本書では、子育て支援を対人援助の一つとして位置づけ、保育士の専門性を生かした子育て支援について、2018年施行保育指針及び2018年保育指針解説に基づきながら、保育所における子育て支援の特性、展開とその実際を取り上げている。
目次
第1部 子育て支援の特性(子どもの保育と共に行う保護者の支援;日常的・継続的な関わりを通じた保護者との相互理解と信頼関係の形成;保護者や家庭の抱える支援のニーズへの気づきと多面的な理解 ほか)
第2部 子育て支援の展開(子ども及び保護者の状況・状態の把握;支援の計画と環境の構成;支援の実践、記録・評価、カンファレンス ほか)
第3部 子育て支援とその実際(保育所における子育て支援;地域の子育て家庭に対する支援;障害のある子ども及びその家庭に対する支援 ほか)
著者等紹介
李木明徳[スモモギアキノリ]
1961年広島県に生まれる。1987年広島大学大学院学校教育研究科修士課程修了(障害児教育専攻)。現在、広島文教大学人間科学部人間福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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