目次
第1部 ヒト本来の育ちの理解と子どもを取り巻くデジタル環境と21世紀の非認知能力育成(人類進化から考えるヒト本来の育ちの理解;身体不活動(デジタル)社会に生きる―子どもの育ちの異変の理解(今の社会に通じるルソーの警鐘)
デジタル社会は子どもにとってどのような社会か―デジタル社会に生きる子どもの育ちの理解
非認知能力を育む乳幼児期の発育発達の理解―新保育・教育改革で求められる非認知能力育成の理解)
第2部 高機能な身体(二足直立歩行と脳)の発達を目指す子どもの発育発達(乳児の発育発達の理解;幼児の発育発達の理解;連動して進む運動発達(骨格筋発達)と脳発達の理解
運動発達と心理(アタッチメント)・社会的発達の理解
生活習慣の形成と健全な発育発達の理解
発達障害児と運動発達の理解)
第3部 デジタル社会(脱身体化)に生きる子ども本来の育ちの回復―発育発達課題への対策・支援(子どもの健全発達を取り戻す3つの要素「自然・人・身体活動」;「自然」がヒト本来の発達を促す―自然が与える人間発達への恩恵;幼児の全面発達と運動支援―幼児の運動能力の現状とその課題;二足直立歩行の原点、土踏まずの形成;子どもの健全な発育発達をめざし、非認知能力を育てる―多様な動きを経験するコオーディネーション運動)
著者等紹介
田口喜久恵[タグチキクエ]
1972年東京教育大学卒業。1984年静岡大学大学院教育学研究科修了、筑波大学大学院体育学研究科研究員。1986年国立教育研究所共同研究員。2009年日本女子大学大学院人間社会研究科博士課程後期退学。元常葉大学保育学部教授、博士(教育学)。現在、常葉大学保育学部、順天堂大学保健看護学部、静岡福祉大学子ども学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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