内容説明
ゲーム理論や進化論、脳科学が描く「希望のない人間像」は果たして真実か?ネルソン・マンデラ(南アフリカ第8代大統領)、ダグ・ハマーショルド(第2代国連事務総長)、エレノア・ルーズベルト(F.ルーズベルト大統領夫人)etc.…6人のモラル・リーダーを取り上げ、3つの美徳(誠実、謙虚、信仰)を切り口に検証。道徳的選択という人間の能力をいきいきと浮かび上がらせる。
目次
第1章 道徳性の新しい科学の誤った展開
第2章 能動的で理想を追求する、動機づけられた道徳的自己
第3章 完全なる道徳性心理学を目指して
第4章 誠実
第5章 謙虚さ
第6章 信じる心
第7章 道徳的真実への普遍的な探求
著者等紹介
デイモン,ウィリアム[デイモン,ウィリアム] [Damon,William]
スタンフォード大学の教授兼、同大学の青年期センター所長。フーヴァー戦争・革命・平和研究所の主席研究員。Parent’s Choice Book Awardを受賞した『Greater Expectations』を含む18冊の本を著している。研究は、ボストングローブ、ニューヨーク・タイムズ、USAトゥデイ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントンポストなど、多くの全国的な出版物で取り上げられている
コルビー,アン[コルビー,アン] [Colby,Anne]
ハーバード大学のヘンリーマレー・リサーチ・センター長、さらにはカーネギー教育振興財団の主席研究者を経て、現在はスタンフォード大学の教授(consulting professor)。道徳発達分野において生涯にわたって功績を残した者に贈られる、クマーカー賞を道徳教育学会から受賞している。さらに、アメリカ大学協会からフレデリックW.ネス・ブック賞を受賞した『大学生のビジネス教育の再考(Rethinking Undergraduate Business Education)』を含む9冊の本を著している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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