内容説明
文学・文芸と医療が融合したビブリオセラピー。ホスピスや終末医療に関わるすべての人、必読の書。ニューヨーク禅センターの設立者らが編んだ死と看取りについてのエッセイ集。マインドフルネスを含む東洋思想から、シシリー・ソンダースやエリザベス・キューブラー・ロス、ノーベル賞受賞者のデレク・ウォルコットまで、珠玉の論考26本と詩28本で構成。
目次
重い病いのケアを変革する
私と共に目を覚ましていなさい―聖クリストファー・ホスピスの設立
マインドフルネスは片手間仕事ではない―認知症、花、そして注意
未完の仕事、自分が知っているということをどのように知るか
ダルマビジョンを創る
神の使者たちとの出会い
癒しとなる出会い―お互いの「あいだ」に生じるスペースでの出会い
戒を拠り所とする―難しい判断を行い、結果を受け入れ、眠れなくならないようにする方法
瞑想の練習―死ぬことの練習
死のメタファーを見直す〔ほか〕
著者等紹介
小森康永[コモリヤスナガ]
1960年岐阜県に生まれる。1985年岐阜大学医学部卒業。現在、愛知県がんセンター精神腫瘍科部長
栗原幸江[クリハラユキエ]
1963年東京都に生まれる。1994年コロンビア大学大学院ソーシャルワーク修士課程修了。現在、がん・感染症センター都立駒込病院緩和ケア科および認定NPO法人マギーズ東京心理療法士
岸本寛史[キシモトノリフミ]
1966年鳥取県に生まれる。1991年京都大学医学部卒業。現在、静岡県立総合病院緩和医療科部長
坪野圭介[ツボノケイスケ]
1984年東京都に生まれる。2016年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、和洋女子大学国際学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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