犯罪行動の心理学 (原著第6版)

個数:
  • ポイントキャンペーン

犯罪行動の心理学 (原著第6版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月19日 02時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 527p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762830464
  • NDC分類 326.34
  • Cコード C3011

出版社内容情報

膨大なデータに基づいた犯罪のリスク要因を提示し,その科学的知識を基にしたアセスメントや治療サービスという実践に導き,イデオロギーや思弁的な理論偏重の過去の犯罪学における誤った原因の帰属,誤った対処からの脱却を図る。人間の個別性や多様性への畏敬の念と心理学の実践を結びつけ,臨床におけるその重要性を示す。

本書『犯罪行動の心理学』について



日本語版への序



第1部 犯罪行動の心理学の理論的背景と知識基盤



第1章 犯罪行動の心理学の概要

 1節 はじめに

 2節 犯罪行動の心理学の定義

 3節 PCCの基盤にある価値観

 4節 犯罪行動の心理学の目的

 5節 本書の構成

 6節 まとめ



第2章 犯罪行動の心理学の実証的基盤

 1節 はじめに

 2節 研究デザイン

 3節 通常用いられるいくつかの統計

 4節 メタアナリシス

 5節 媒介変数

 6節 総体的犯罪率についてのコメント

 7節 まとめ



第3章 犯罪学理論から犯罪行動の心理学的見地へ

 1節 はじめに

 2節 犯罪学的理論

 3節 犯罪行動の一般的パーソナリティ理論および認知社会的学習理論

 4節 犯罪行動の学習

 5節 要約

 6節 まとめ



第2部 犯罪行動の主要なリスク・ニーズ要因



第4章 犯罪行動の生物学的基盤

 1節 はじめに

 2節 遺伝と犯罪

 3節 犯罪:進化の失敗か成功か?

 4節 締めくくりの3つのコメント

 5節 まとめ



第5章 反社会的パーソナリティ・パターン

 1節 はじめに

 2節 パーソナリティについての心理学的見地

 3節 パーソナリティについての犯罪学的見地

 4節 精神病理としての反社会的パーソナリティ

 5節 一般的パーソナリティ理論と認知社会的学習理論の見地:反社会的パーソナリティ・パターン

 6節 まとめ



第6章 犯罪行動における犯罪指向的な交友と態度の役割

 1節 はじめに

 2節 親が支配力を失うとき:交友関係へと至る道筋

 3節 不良交友に関する心理学的見地

 4節 犯罪に対する認知的サポート:犯罪指向的態度

 5節 まとめ



第7章 社会的文脈における人:家族,結婚,学校,仕事,レジャー・レクリエーション,そして近隣地域

 1節 はじめに

 2節 出身家族

 3節 夫婦間の愛着

 4節 学校

 5節 仕事

 6節 レジャー・レクリエーション

 7節 近隣地域

 8節 要約

 9節 まとめ



第8章 物質乱用

 1節 はじめに

 2節 アルコール乱用

 3節 薬物乱用

 4節 治療抵抗への対処

 5節 物質乱用について最後のコメント

 6節 まとめ



第3部 実 践



第9章 犯罪者アセスメントおよび治療のリスク・ニーズ・治療反応性モデル

 1節 はじめに

 2節 全般的原則

 3節 中核的RNR原則と臨床的な鍵概念

 4節 組織的原則

 5節 要約

 6節 まとめ



第10章 犯罪行動の予測と犯罪者の分類

 1節 はじめに

 2節 予測精度の判定

 3節 PCCと予測

 4節 犯罪者アセスメントとリスク・ニーズ・治療反応性原則

 5節 犯罪行動アセスメントと予測へのアプローチ

 6節 理論に立脚した犯罪者アセスメントの一般的適用可能性

 7節 犯罪者アセスメントの将来

 8節 まとめ



第11章 犯罪者の処遇

 1節 はじめに

 2節 「何も効果がない」説の「いかに」と「なぜ」

 3節 「何に効果があるか」論の誕生

 4節 一般的パーソナリティ理論および認知社会的学習理論と介入

 5節 まとめ



第12章 RNR遵守の構築と維持:現実世界における課題

 1節 はじめに

 2節 犯罪者リスク・ニーズアセスメントにおける忠実性

 3節 矯正処遇の完全性の向上

 4節 RNR遵守を妨げるいくつかの主な障害

 5節 プログラムと機関の評価

 6節 効果的な矯正監督と治療の要素

 7節 RNRモデルを適用するための矯正職員の研修

 8節 社会内指導における効果的な実践

 9節 犯罪者治療の費用対効果分析

 10節 まとめ



第13章 失敗した試み:厳罰化

 1節 はじめに

 2節 刑事司法的制裁と応分の報い

 3節 犯罪とコミュニティーに対する刑務所収容の効果

 4節 中間的制裁の評価

 5節 達成されなかった公正さ

 6節 罰の心理学

 7節 報復への代案:修復的司法

 8節 まとめ



第14章 犯罪のサブタイプ:親密なパートナーへの暴力,精神障害者,性犯罪者

 1節 はじめに

 2節 親密なパートナーへの暴力

 3節 精神障害のある犯罪者

 4節 性犯罪者

 5節 締めくくりのコメント

 6節 まとめ



第4部 まとめと結論



第15章 犯罪行動に対する一般的パーソナリティ理論および認知社会的学習理論の見地:まとめと結論

 1節 はじめに

 2節 実証的理解

 3節 犯罪に対する影響力

 4節 一般的パーソナリティ理論および認知社会的学習理論による理論的理解と課題

 5節 実践的価値の理解

 6節 犯罪行動の心理学の影響

 7節 結論と所感



文献

略語一覧

人名索引

事項索引

訳者あとがき

ジェームズ・ボンタ[ボンタ ジェームズ]
著・文・その他

D・A・アンドリュース[アンドリュース ディーエー]
著・文・その他

原田 隆之[ハラダ タカユキ]
翻訳

目次

第1部 犯罪行動の心理学の理論的背景と知識基盤(犯罪行動の心理学の概要;犯罪行動の心理学の実証的基盤;犯罪学理論から犯罪行動の心理学的見地へ)
第2部 犯罪行動の主要なリスク・ニーズ要因(犯罪行動の生物学的基盤;反社会的パーソナリティ・パターン;犯罪行動における犯罪指向的な交友と態度の役割 ほか)
第3部 実践(犯罪者アセスメントおよび治療のリスク・ニーズ・治療反応性モデル;犯罪行動の予測と犯罪者の分類;犯罪者の処遇 ほか)
第4部 まとめと結論(犯罪行動に対する一般的パーソナリティ理論および認知社会的学習理論の見地:まとめと結論)

著者等紹介

原田隆之[ハラダタカユキ]
筑波大学教授、保健学博士(東京大学大学院医学系研究科)。一橋大学大学院、カリフォルニア州立大学大学院修了。東京大学大学院医学系研究科客員研究員。専門は臨床心理学と犯罪心理学。これまでに目白大学教授、法務省矯正局法務専門官、東京拘置所上席統括矯正処遇官、国連薬物・犯罪事務所アソシエート・エキスパートなどを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まんまるまる亭

2
犯罪学がイデオロギーの軛から離れたと聞いたので読んだ。前半はセントラルエイトを中心として現在までに犯罪に関して明らかになっている命題を概観する。ある程度の蓋然性をもって再犯を予見できる質問用紙などがすでに開発されていることに驚いたな。前半を一言でまとめると「犯罪は、やる奴はやる。やらない奴はやらない」となるか。娯楽作品で描かれるアウトローの姿が現実の犯罪者像をわりとよく反映しているなと思った。後半は更生の話になるが「失敗した試み(13章)」と「犯罪のサブタイプ(14章)」を除くとあまり面白くない。2019/11/13

ヨシツネ

1
名著の訳 ポルノの効果にはどれもエビデンスがあり、リスクはケースによって異なるというのが参考になる2019/01/07

山田

0
犯罪者処遇を学ぶ上での教科書的良本。科学的方法やエビデンスを重視し、メタアナリシスによる研究結果を紹介しつつ、実践について論じられている。訳者も相当の知識と根気が必要だろうし、すごいなと思った。/ 一般的パーソナリティ理論及び認知社会的学習理論アプローチの応用分野であるRNRモデルは有益であることが実証されている。(RNRの弱点に対処でき、強化するものとして、デジスタンスとグッドライフモデルが注目されている。)2024/08/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13293613
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品