出版社内容情報
創始者によるワークショップを,オリエンテーション,エクササイズ,Q&A,ホームワークまで忠実に再現。参加者の声も多数紹介。マインドフルネス認知療法の開発者らによるワークショップを,オリエンテーションからエクササイズ,Q&A,ホームワークまで,リアルに再現。本文の解説と音声ガイドに沿って瞑想実践し,さらにはワークブック形式で振り返ることで,マインドフルな心を涵養する。読者の洞察を深めるために,参加者の声と対話も多数紹介。
「今・ここ」への気づき。自分への思いやり。
8週間のプログラムによって
最終的に手に入るものはこれら。
――伊藤絵美 氏推薦!
(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長)
この本は…書物に成し遂げられる最大限のレベルで,
信頼できる友人,カウンセラー,ガイドとしての機能を果たします。
――ジョン・カバットジン 氏推薦!
◆主なもくじ
第?部 基礎
第1章 ようこそ
第2章 うつ,不幸感,感情的苦痛――なぜ,私たちは巻き込まれるのでしょうか?
第3章 すること,あること,そしてマインドフルネス
第4章 準備をしましょう
第?部 マインドフルネス認知療法プログラム
第5章 第1週:自動操縦を超えて
第6章 第2週:別の知る方法
第7章 第3週:現在に戻る――散らばった心をまとめる
第8章 第4週:嫌悪を認めること
第9章 第5週:物事をあるがままに受け入れること
第10章 第6週:思考を思考として観る
第11章 第7週:活動の中の思いやり
第12章 第8週:これからどうする?
◆付属CD収録内容(ナレーター 関根友実:元朝日放送アナウンサー)
1.ようこそ
2.レーズンエクササイズ
3.ボディスキャン瞑想
4.10分間静座瞑想:呼吸のマインドフルネス
5.マインドフル・ムーヴメント瞑想
6.ストレッチと呼吸瞑想
7.マインドフル・ウォーキング
8.3分間呼吸空間法‐標準版
9.3分間呼吸空間法‐拡張版
10.20分間静座瞑想
11.静座瞑想
12.困難に働きかける瞑想
13.5分,10分,15分,20分,30分のベル
14.知るということの2つの方法
監訳者による序文
ジョン・カバットジンによる序文
謝辞
第?部 基 礎
第1章 ようこそ
希望を取り戻す
マインドフルネス認知療法
このワークブックは誰のためのもの?
なぜもう1 冊の本が必要なのでしょう?
この本の概要
第2章 うつ,不幸感,感情的苦痛―なぜ,私たちは巻き込まれるのでしょうか?
不幸感それ自体は問題ではありません
過去がこだまする
困難から逃げ出そうとして穴を掘ると,ますます深みにはまってしまう理由
どうして,私たちは勝つ見込みのない戦いにとらわれてしまうのでしょうか?
「すること」が役に立つのなら,何が問題なのでしょうか?
第3章 すること,あること,そしてマインドフルネス
様々な心のモードの描写
「あること」と「すること」
マインドフルネス
マインドフルネス実践
第4章 準備をしましょう
プログラムを最大限に活用できる準備をする
いくつかの実践的な事柄として
プログラムマップ
第?部 マインドフルネス認知療法(MBCT)プログラム
第5章 第1週:自動操縦を超えて
オリエンテーション
マインドフルにレーズンを食べる
・可能性を探求する
日々の実践
1.ボディスキャン
2.日常活動に気づきをもたらす
3.マインドフルに食べる
おめでとうございます!
第6章 第2週:別の知る方法
オリエンテーション
・考えることの隠された支配力:思考とフィーリング
日々の実践
1.ボディスキャン
2.呼吸のマインドフルネス
3.日常活動に気づきを向ける
4.うれしい出来事日誌
第7章 第3週:現在に戻る―散らばった心をまとめる
オリエンテーション
日々の実践
1.ストレッチと呼吸瞑想の組み合わせ
2.マインドフルネス・ムーヴメント瞑想
3.3分間呼吸空間法―標準版
4.いやな出来事日誌
第8章 第4週:嫌悪を認めること
オリエンテーション
・嫌悪の一次停止
・ほどほどの嫌悪とともにネガティブ思考を観ること
・ほどほどの嫌悪とともにネガティブな心の状態を観ること
日々の実践
1.静座瞑想:呼吸,身体,音,思考のマインドフルネスと無選択な気づき
2.3分間呼吸空間法―標準版
3.呼吸空間法(追加用)
4.マインドフル・ウォーキング
第9章 第5週:物事をあるがままに受け入れること
オリエンテーション
・そのままでいること
・そのままでいることを養うことがなぜ大切なのでしょうか
日々の実践
1.静座瞑想:困難に働きかける
2.3分間呼吸空間法―標準版
3.3分間呼吸空間法(対処用,追加の教示と一緒に)
第10章 第6週:思考を思考として観る
オリエンテーション
日々の実践
1.静座瞑想:思考を精神的な出来事として関係づけることに焦点を当てながら
2.3分間呼吸空間法―標準版
3.3分間呼吸空間法(対処用,思考に焦点を当てて)
4.早期警告システムの設定
第11章 第7週:活動の中の思いやり
オリエンテーション
1.役に立つ活動:MasteryとPleasure
2.意図が鍵です
3.立ちふさがる思考
日々の実践
1.継続可能なマインドフルネス実践
2.3分間呼吸空間法―標準版
3.3分間呼吸空間法(対処用,マインドフルな行動のドア)
4.アクション・プランを準備すること
第12章 第8週:これからどうする?
オリエンテーション
・展望
実践を続けていくこととは何か?:日々の実践
1.日々のフォーマルなマインドフルネス実践
2.毎日のインフォーマルなマインドフルネス実践
3.3分間呼吸空間法(対処用)
終わりに
リソース
注
索引
監訳者あとがき
ジョン・ティーズデール[ティーズデール ジョン]
著・文・その他
マーク・ウィリアムズ[ウィリアムズ マーク]
著・文・その他
ジンデル・シーガル[シーガル ジンデル]
著・文・その他
小山 秀之[コヤマ ヒデユキ]
監修/編集
前田 泰宏[マエダ ヤスヒロ]
監修/編集
若井 貴史[ワカイ タカフミ]
翻訳
関根 友実[セキネ トモミ]
朗読
目次
第1部 基礎(ようこそ;うつ、不幸感、感情的苦痛―なぜ、私たちは巻き込まれるのでしょうか?;すること、あること、そしてマインドフルネス;準備をしましょう)
第2部 マインドフルネス認知療法(MBCT)プログラム(第1週:自動操縦を超えて;第2週:別の知る方法;第3週:現在に戻る―散らばった心をまとめる;第4週:嫌悪を認めること;第5週:物事をあるがままに受れ入れること ほか)
著者等紹介
ティーズデール,ジョン[ティーズデール,ジョン] [Teasdale,John]
ケンブリッジの英国医学研究カウンシルの認知・脳科学ユニットで特別科学者職にあった。認知療法アカデミーの設立フェローであり、英国アカデミーおよび医科学アカデミーのフェローである。また、アメリカ心理学会の部門12(臨床心理学協会)から“卓越した科学者賞”を授与されている。退官後、国際的に洞察瞑想を教えている
ウィリアムズ,マーク[ウィリアムズ,マーク] [Williams,Mark]
オックスフォード大学の臨床心理学の教授で、ウエルカム財団の研究フェローである。オックスフォード大学の精神科にあるオックスフォードマインドフルネスセンターの所長である。認知療法アカデミーの設立フェローであり、医科学アカデミー、英国アカデミー、心理科学学会のフェローである
シーガル,ジンデル[シーガル,ジンデル] [Segal,Zindel]
トロント大学スカボロの気分障害の著名な心理学教授で、嗜癖とメンタルヘルスのためのセンター(the Centre for Addiction and Mental Helth)でキャンベル家族研究所の上級サイエンティストである。認知療法アカデミーの設立フェローであり、精神医学とメンタルヘルスにおけるマインドフルネスに基づく臨床ケアの妥当性を主張している
小山秀之[コヤマヒデユキ]
1971年和歌山県に生まれる。2008年龍谷大学大学院文学研究科教育学専攻臨床心理学領域修了。資格:臨床心理士、社会福祉士。現在、特定非営利活動法人Peer心理教育サポートネットワーク(理事長)、奈良大学社会学部心理学科(非常勤講師)、大阪歯科大学医療保健学部(非常勤講師)、和歌山県臨床心理士会(理事)、関西電力株式会社和歌山支部(メンタルヘルスアドバイザー)他
前田泰宏[マエダヤスヒロ]
1953年岡山県に生まれる。1979年関西学院大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程前期課程修了。資格:臨床心理士。現在、奈良大学社会学部心理学科教授、同社会学研究科社会学専攻臨床心理学コース教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。