学習科学ハンドブック〈第1巻〉基礎/方法論 (第2版)

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学習科学ハンドブック〈第1巻〉基礎/方法論 (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 252p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784762830259
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

出版社内容情報

「人はいかに学ぶのか」の科学的最新知見を包括的に提供。



学習を,個人を超えた相互作用の中で成立するものと捉え,知識の主体的習得及び他者との共有・協調による創造の営みとみなす学習科学。メタ認知,足場かけ,概念変化等の基本的概念を取り上げ,デザイン研究,協調の分析,教育データマイニングといった新しい方法論により,主体的・対話的で深い学びの成立条件を明確にする。



■第1巻?基礎/方法論?の主な目次

 第1章 イントロダクション:新しい学びの科学

PART? 基礎

 第2章 学習科学の基礎

 第3章 足場かけ

 第4章 メタ認知

 第5章 概念変化研究の歴史:その議論の筋道と断層線

 第6章 認知的徒弟制

 第7章 活動の中の学び

PART? 方法論

 第8章 デザイン研究:変化をもたらす方法論的道具

 第9章 マイクロジェネティック法

 第10章 協調の分析

 第11章 学習科学におけるデジタルビデオ研究の最先端:研究領域を描く

 第12章 教育におけるアセスメントの設計と利用についての学習科学的視点

 第13章 教育データマイニングとラーニング・アナリティクス



◇◇◇関連書のご案内◇◇◇

◆第2巻?効果的な学びを促進する実践/共に学ぶ?主な目次

PART? 効果的な学びを促進する実践

 第14章 課題解決型学習

 第15章 問題基盤型学習

 第16章 複雑系と学習科学

 第17章 学習におけるタンジブルと身体性のインタフェース

 第18章 身体化と身体化デザイン

 第19章 ビデオゲームと学習

PART? 共に学ぶ

 第20章 知識構築と知識創造:理論,教授法,そしてテクノロジ

 第21章 協調学習の社会的次元と相互作用的次元

 第22章 学ぶために議論する

 第23章 ミュージアムにおけるインフォーマルな学習

 第24章 コンピュータに支援された協調学習

 第25章 モバイルラーニング

 第26章 バーチャルワールドにおける学び



◆第3巻?領域専門知識を学ぶ/学習科学研究を教室に持ち込む? 主な目次

PART? 領域専門知識を学ぶ

 第27章 数学教育における研究:人の学びについてそれは何を教えてくれるのか?

 第28章 共に進化する種としての科学教育と学習科学

 第29章 歴史概念を学ぶ

 第30章 リテラシーを学ぶ

 第31章 芸術教育と学習科学

PART ? 学習科学研究を教室に持ち込む

 第32章 学習科学と政策デザイン・実施:協調的な参画のための重要な概念と道具

 第33章 学びのためのデザイン:興味,動機づけ,積極的関与

 第34章 文化的プロセスと…

全巻まえがき

第1分冊:PART?「基礎」PART ?「方法論」

まえがき



第1章 イントロダクション:新しい学びの科学

 教育の目標

 専門家の知識の性質

 学習に含まれるプロセス

 教育テクノロジ

 デザイン科学

 学習科学という領域の始まり

 結論

 文献



PART? 基礎



第2章 学習科学の基礎

 イントロダクション

 学習科学の原則とテーマ

 デザイン科学としての学習科学

 まとめ

 文献



第3章 足場かけ

 イントロダクション

 足場かけの歴史的ルーツ

 足場かけはどのように学習を支援するか?

 足場かけはどのように学習課題を変えるのか?

 足場かけはいかにして学習環境に埋め込まれうるか?

 学習科学における足場かけを用いた挑戦

 学習科学における足場かけ:今後の展望

 文献



第4章 メタ認知

 イントロダクション

 メタとは何か?

 1つめの分類:さまざまな形の知識に関するメタ認知

 2つめの分類:思考としてのメタ認知の形態

 学習におけるメタ認知の役割に関する実証研究

 今後の展望

 結論

 文献



第5章 概念変化研究の歴史:その議論の筋道と断層線

 イントロダクション

 プレビュー

 ピアジェ研究からの示唆

 科学哲学と科学史の影響

 誤概念

 誤概念を越えて

 教授

 フロンティアを描き出す

 文献



第6章 認知的徒弟制

 イントロダクション

 伝統的な徒弟制から認知的徒弟制へ

 認知的徒弟制の枠組み

 認知的徒弟制の研究テーマ

結論

 文献



第7章 活動の中の学び

 イントロダクション

 システムレベルの活動と学習を分析するための枠組み

 活動システムレベルの現象や概念を含む説明パターン

 活動の中での概念の学習

 結論

 文献





PART? 方法論



第8章 デザイン研究:変化をもたらす方法論的道具

 イントロダクション

 ステージを設定する

 デザイン研究を定義する

 変化をもたらすためにデザインを変化させる

 結論と考察

 文献



第9章 マイクロジェネティック法

 イントロダクション

 マイクロジェネティック法の概要

 現代発達心理学におけるマイクロジェネティック法

 学習科学にマイクロジェネティック法を適用する

 マイクロジェネティック研究のバリエーション

 学習科学からの典型例

 マイクロジェネティック法が適するリサーチ・クエスチョン

 まとめ

 マイクロジェネティック法の利用への課題

 結論

 文献



第10章 協調の分析

 イントロダクション

 協調と学習を研究する4つの理由

 結論

 文献



第11章 学習科学におけるデジタルビデオ研究の最先端:研究領域を描く

 イントロダクション

 デジタルビデオ研究のための基盤的なリソース

 映像研究・ビデオ研究のイノベーター

 デジタルビデオ研究の方法とツール

 教室や教師の学習に関するビデオ研究の知見

 統制された環境および自然環境におけるビデオ研究の知見

 学習科学におけるデジタルビデオの可能性

 文献



第12章 教育におけるアセスメントの設計と利用についての学習科学的視点

 イントロダクション

 概念的枠組み

 アセスメントの設計と測定に対するインプリケーション

 バランスのとれたアセスメントシステム

 最終考察:学習科学研究におけるアセスメントの役割

 文献



第13章 教育データマイニングとラーニング・アナリティクス

 イントロダクション

 アナリティクスの出現

 研究コミュニティの発展

 鍵となる方法とツール

 学習科学へのインパクト

 実践へのインパクト

 EDM/LAと学習科学:未来に向けて

 文献



 索引

R.K.ソーヤー[ソーヤー アールケイ]
編集

森 敏昭[モリ トシアキ]
監修/編集

秋田 喜代美[アキタ キヨミ]
監修/編集

大島 純[オオシマ ジュン]
監修/編集

白水 始[シロウズ ハジメ]
監修/編集

望月 俊男[モチヅキ トシオ]
編集/翻訳

益川 弘如[マスカワ ヒロユキ]
編集/翻訳

目次

イントロダクション:新しい学びの科学
1 基礎(学習科学の基礎;足場かけ;メタ認知;概念変化研究の歴史:その議論の筋道と断層線;認知的徒弟制 ほか)
2 方法論(デザイン研究:変化をもたらす方法論的道具;マイクロジェネティック法;協調の分析;学習科学におけるデジタルビデオ研究の最先端:研究領域を描く;教育におけるアセスメントの設計と利用についての学習科学的視点 ほか)

著者等紹介

森敏昭[モリトシアキ]
1976年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中途退学。現在、岡山理科大学教育学部教授・広島大学名誉教授(文学博士)

秋田喜代美[アキタキヨミ]
1991年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院教育学研究科教授(博士(教育学))

大島純[オオシマジュン]
1995年トロント大学大学院教育学研究科修了・Ph.D.現在、静岡大学大学院総合科学技術研究科教授

白水始[シロウズハジメ]
2004年中京大学博士(認知科学)取得。現在、東京大学高大接続研究開発センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えむひよ

1
効率の良い学習に興味があったので、全く専門分野ではないが第一章のみ挑戦し読了。学ぶ側としてはメタ認知による自分の思考に対する文脈や現状の正確な理解、教授側としては足場かけによる支援や誤概念の理解、そして環境として認知的徒弟制度を意識すると効率の良い学習につながるのかなと捉えました。小さい頃から何年も学習というものをしてきて、学習自体に対する曖昧だった考えや取り組み方について、この本を通して多くの部分で言語化されて理解に非常に役立った。2022/12/15

よた

0
気になっていた基礎編を読んだ。足場かけ・メタ認知・認知的徒弟制について知ることができ、学習をする際に意識できるようになったと思う。特に、活動の中の学びにある社会活動に紐付ける話は自身の体験ともマッチしていて、納得。2022/12/15

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