目次
第1部 基礎(食行動の生理的基礎;食行動への学習の影響;食行動のセッション内変動;食行動と環境要因;食行動と認知;食行動と社会的要因;食行動と態度・感情要因;食べ物の購入;食物渇望)
第2部 臨床(偏食;肥満とダイエット;2型の糖尿病;摂食障害)
著者等紹介
青山謙二郎[アオヤマケンジロウ]
1968年大阪府に生まれる。1993年同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程後期課程中途退学。現在、同志社大学心理学部教授(博士(心理学))
武藤崇[ムトウタカシ]
1967年埼玉県に生まれる。1998年筑波大学大学院心身障害学研究科心身障害学専攻修了、博士(心身障害学)。1998‐2001年筑波大学心身障害学系技官・助手。2001‐2010年立命館大学文学部および大学院応用人間科学研究科准教授。2007‐2008年米国ネバダ大学リノ校心理学部客員研究教授。2010年‐現在同志社大学心理学部教授。2011‐2015年東京大学医学部附属病院22世紀医療センター腎疾患総合医療学講座客員講師。2011年‐現在、同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター(WEST)センター長。2017年‐現在、名古屋市立大学医学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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n-shun1
3
食べる行動に関する心理学的研究のカタログみたいなもの。浅すぎることもなく深すぎることもない。へー,こんなこと研究しているのか,とまさにカタログ的で,知りたければ紹介された文献を熟読することへ。IATとACTを使った実証研究や臨床実践に興味が持てた。そして,それらを勉強し直そうとも思った。2024/11/19
Sadahiro Kitagawa
1
おいしさや味はもちろん、それだけではなく、食べる量や習慣や健康面からも、「食べる」ということに関した内容になっている。また、読んで面白いというよりは具体的な心理学の実験レポート集になっており、どんな実験をしたらどんな結果が出たということを明確に知ることができるので、より確実な知識を得ることができると思う。後半の臨床編は、糖尿病や過食症/拒食症などの摂食障害の治療についての章になっている。 2023/08/17
高橋直也
1
お腹の空く仕組み、ダイエットの効果など面白い情報がつまっています。わからないカタカナもいっぱい出てきますけど、読み流してもいいかな?2019/09/11
mogmogris
0
人の食行動が、エネルギー不足だけでなく、外的要因に影響を受ける点は納得感があった。またこれまでの様々な習慣や経験に基づく条件付けや、それが強化された結果である今の食行動を変えるのは難しいし、ダイエットのために体重を意識すると上手くいかなくなるのについては、さらなる理解と心理的なアプローチに基づく解決策が必要だと思った。2021/01/18
もけうに
0
ひたすら実験結果を書いているだけの本で、あまり面白く無かった。第Ⅱ部臨床編の方がまだ興味深いかな。2019/06/06
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