出版社内容情報
本書の特徴は,「苦悩の低減からサクセス構築へ」という原著の副題に端的に表れている。従来のCBTは,問題,症状,限界など,人の弱みに焦点をあて,それを減らすことを目指してきた。すなわち,問題志向パラダイムである。しかし,複雑な相互作用のある状況においては特定の原因を取り出すことは難しく,また,問題をなくすことがそのまま解決とは限らない。そこで,問題志向パラダイムに基づくCBTから,解決志向・ストレングス志向パラダイムのポジティブCBTへの移行が提唱されている。
…ポジティブCBTは,問題志向パラダイムのCBTを,ストレングス志向・解決志向のパラダイムにシフトさせたものである。比喩的に言えば,CBT,ポジティブ心理学,解決志向ブリーフセラピーという3つの異なる領域間に,ポジティブCBTという橋を架けたことになる。 (本書「訳者あとがき」より引用)
◇主な目次
序
第?T部 理論
第1章 認知行動療法とは
第2章 ポジティブCBTとは何か
第3章 ポジティブCBTの可能性
第4章 ポジティブCBTの2つのルーツ
第?U部 実践
第5章 治療同盟の促進
第6章 アセスメント
第7章 見方を変える
第8章 行為を変える
第9章 感情を変える
第10章 ホームワークの設定
第11章 2回目以降のセッション
第12章 ポジティブCBTのセラピストの役割
第?V部 発展
第13章 カップルとグループへのポジティブCBT
第14章 子どもと家族へのポジティブCBT
第15章 職場におけるポジティブCBT
第16章 ポジティブCBTとその未来
第17章 よくある質問(FAQ)
結び
序
第?T部 理論
第1章 認知行動療法とは
第2章 ポジティブCBTとは何か
第3章 ポジティブCBTの可能性
第4章 ポジティブCBTの2つのルーツ
第?U部 実践
第5章 治療同盟の促進
第6章 アセスメント
第7章 見方を変える
第8章 行為を変える
第9章 感情を変える
第10章 ホームワークの設定
第11章 2回目以降のセッション
第12章 ポジティブCBTのセラピストの役割
第?V部 発展
第13章 カップルとグループへのポジティブCBT
第14章 子どもと家族へのポジティブCBT
第15章 職場におけるポジティブCBT
第16章 ポジティブCBTとその未来
第17章 よくある質問(FAQ)
結び
参考Web Sites
付録A 初回面接の計画書
付録B 例外探しのための計画書
付録C 2回目以降の面接の計画書
付録D ポジティブFBAの面接
付録E 問題の外在化
付録F 相互作用マトリックス
付録G 紹介元への質問票
付録H 例外の日誌
付録I セッション評価尺度
訳者あとがき
【著者紹介】
吉備国際大学心理学部心理学科教授。臨床心理士。日本ブリーフサイコセラピー学会理事。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。著書に『認知行動療法とブリーフセラピーの接点』(日本評論社/共編著),『軽度発達障害へのブリーフセラピー』(金剛出版/分担執筆)など。
目次
1 理論(認知行動療法とは;ポジティブCBTとは何か;ポジティブCBTの可能性;ポジティブCBTの2つのルール)
2 実践(治療同盟の促進;アセスメント;見方を変える;行為を変える;感情を変える;ホームワークの設定;2回目以降のセッション;ポジティブCBTのセラピストの役割)
3 発展(カップルとグループへのポジティブCBT;子どもと家族へのポジティブCBT;職場におけるポジティブCBT;ポジティブCBTとその未来;よくある質問(FAQ))
感想・レビュー
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