出版社内容情報
「ケアの現場から描画を語る」と題して,認知高齢者ケア施設,被災地,心の相談室などで実践している執筆陣により,ケア現場で行われる描画療法の実際について,詳細を開示。ケアをする側,ケアをされる側それぞれにとっての描画の意味をとらえる論考として興味深い。また,特別講演では「描画とスピリチュアリティ」を収載。
目次
特集 ケアの現場から描画を語る(認知症高齢者の「言葉の出口」を開く集団回想描画法;被災地の子供の描画と遊びのケア;描画からコラージュへ、治療からケアへ、そしてコアへ ほか)
特別講演 描画とスピリチュアリティ
特別寄稿 描画研究の方法
研究論文(児童期における「いのち」イメージの発達的変化および性差―描画法を用いた検討;参考資料 場面緘黙を呈する女児への動的家族描画法(KFD)の試み)
書評 『集団回想描画法入門―認知症高齢者のケアとアートの可能性』