明日から教壇に立つ人のための教育心理・教育相談

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明日から教壇に立つ人のための教育心理・教育相談

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762828614
  • NDC分類 371.4
  • Cコード C3011

出版社内容情報

教壇に立つための教育心理学の基礎的な知見に加え,様々な様相を見せる教育相談での各種課題に対応することに比重をおき編集。教師自身のメンタルヘルスや,地域資源の活用等も含めたトータルな視点で教育臨床に取り組むためのポイントを提示。

はじめに

第1章 教育心理学の研究法
1節 教育心理学の特徴
1.心の働きの調べ方
2.因果と相関
3.効果の確かさ
4.教育現場における実験者効果
2節 心理学の研究手法
1.良い研究とは
2.研究の流れ
3.剰余変数を統制する方法
4.横断的研究と縦断的研究

第2章 発達
1節 発達とは
1.心理学における発達のとらえ方
2.教育心理学における発達の重要性
2節 発達段階と発達課題
1.ピアジェの理論:個人の認知発達
2.ヴィゴツキーの理論:社会性の発達
3.コールバーグの理論:道徳性の発達
4.エリクソンの理論:生涯発達
3節 発達段階期の特徴
1.乳児期
2.幼児期
3.児童期
4.青年期
5.成人期
4節 現代発達事情

第3章 記憶と認知
1節 教育における記憶研究
1.記憶の3つの区分
2.記憶の特性
2節 教育における認知研究
1.自己能力のメタ認知
2.さまざまな認知研究

第4章 学習
1節 学習とは
1.心理学における学習の従来の定義
2.学校教育における学習活動
2節 学習の種類
1.古典的学習理論
2.認知的学習理論
3.社会的学習理論
4.21世紀型学習理論:知識創造モデルによる学習指導
3節 学習の過程
1.特性に応じた学習(適性処遇交互作用:ATI)
2.学習の熟達
4節 学習の指導法
1.一斉授業
2.プログラム学習
3.自己調整学習
4.協同学習
5.CAIとCSCL

第5章 学習の動機づけ
1節 学ぶ意欲の変遷:外発的動機づけと内発的動機づけ
1.内発的動機づけへの注目
2.外発的動機づけの再評価と発展:自己決定理論から
2節 学習の意欲を高める要因の基本的次元
1.学習の手段・目的と自律・他律
2.学習内容の重要性と学習の効利性
3.学習の意欲を高める認知的要因
4.学習評価と学習意欲
5.子どもの学習意欲を育てる学習内容について:因果性と包摂性のある学習内容
3節 キャリア教育から見た学習意欲
1.キャリア教育と学習意欲
2.各発達段階における学習意欲の姿
4節 意欲を高める教師からの働きかけ
1.自律性を促す教師の働きかけ
2.みずから学習する子どもを求めた授業内容

第6章 学校教育相談のあり方
1節 学校における生徒指導の中の教育相談
1.生徒指導における教育相談
2.生徒指導と教育相談の統合
3.子どもの変化に合わせた教育相談の意義
4.学校臨床心理士(スクールカウンセラー)の役割
2節 学校教育相談におけるアセスメント(査定)
1.学校援助サービスという考えからのアセスメント
2.学校教育相談のアセスメントと流れ
3.生育歴や学校歴
4.学校に生かせる臨床心理アセスメント
3節 学校教育相談の体制づくり:相談窓口の一元化と多様な目
1.教員同士の連携
2.ケース検討会議
3.保護者との面接におけるSCと教員の体制
4.校外連携
5.連携の具体例
4節 学校教育相談の具体的方法
1.児童生徒理解のあり方
2.学校教育相談の構造
5節 気になる子への支援
1.「気になる子」の定義から
2.気になる子に表われるサイン:ストレス対処行動として
6節 保護者へのかかわり方
1.現代の親が置かれている状況
2.望ましい親のタイプ
3.支援の基本的姿勢
5.具体的な支援方法
6.望ましい親を求めて
7.学校教育相談の解決にいたる基本原則:弁証法的考え方

第7章 学校教育相談における具体的問題への対応
1節 現在の学校事情と悩める子どもたち
1.教師と保護者の狭間に置かれる子ども
2.子どもへのかかわりに自信をなくしていく教師
3.学校や地域から孤立していく保護者
2節 具体的な事例における対応
1.不登校
2.発達障害
3.いじめ
4.虐待を背景にもつ問題行動
3節 教師に求められる態度:カウンセリング・マインド再考

第8章 教育相談と臨床心理学
1節 教育相談における臨床心理学
2節 教育相談と心理アセスメント
1.アセスメントの方法
2.代表的な心理テスト
3節 教育相談と心理療法
1.精神分析的心理療法
2.クライアント中心療法
3.行動療法・認知行動療法
4.プレイセラピー
5.エンカウンター・グループ

第9章 教育相談と地域臨床
1節 コミュニティの視点
1.本当に役に立つ教育相談を展開するために
2.コミュニティの視点
3.コミュニティ臨床と共創
4.教員と臨床心理士との共創によるエンカウンター・グループの事例
2節 個人臨床から地域臨床へ
1.地域臨床の必要性
2.教育相談におけるボランティアの活用
3.地域における不登校や発達障害などの子どもの居場所づくりの事例
3節 地域で子どもを育てる


第10章 教師のためのメンタルヘルス
1節 学校メンタルヘルスの現状
2節 教師の仕事の特色
1.教師という職業の独自性
2.時代背景
3節 バーンアウト発生のメカニズムとリスク因子
4節 教師のメンタルヘルスに必要なこと
1.リジリエンス
2.「セルフケア」意識の育成
3.教師支援システム
4.中高年期への支援

引用・参考文献
人名索引
事項索引

目次

第1章 教育心理学の研究法
第2章 発達
第3章 記憶と認知
第4章 学習
第5章 学習の動機づけ
第6章 学校教育相談のあり方
第7章 学校教育相談における具体的問題への対応
第8章 教育相談と臨床心理学
第9章 教育相談と地域臨床
第10章 教師のためのメンタルヘルス

著者等紹介

田邊敏明[タナベトシアキ]
1956年山口県に生まれる。1981年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。文学修士。現在、山口大学教育学部教授。臨床心理士学校心理士

大石英史[オオイシエイジ]
1960年山口県に生まれる。1989年九州大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(学術)。現在、山口大学教育学部教授。臨床心理士

沖林洋平[オキバヤシヨウヘイ]
1976年兵庫県に生まれる。2002年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(教育学)。現在、山口大学教育学部准教授

小野史典[オノフミノリ]
1978年岡山県に生まれる。2006年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(心理学)。現在、山口大学教育学部講師

押江隆[オシエタカシ]
1979年大阪府に生まれる。2012年関西大学大学院心理学研究科博士課程後期課程修了。博士(心理学)。現在、山口大学教育学部講師。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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