心の近代―三筋の結界とメスメル“支度の段”

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心の近代―三筋の結界とメスメル“支度の段”

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊/高さ 22cm
  • 商品コード 9784762828232
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C3011

出版社内容情報

西欧近代の流れの中で自明のこととされ,それに立脚し組み立てられてきた「心」の扱いに関し,正面から疑問を投げかける。

自明のこととされている「意識」とは,はたしてそれほど確かに存在するといえるのであろうか。本書は西欧近代の流れの中で自明のこととされ,それに立脚し組み立てられてきた「心」の扱いに関し,正面から疑問を投げかける。近代的な意識の成り立ちに関し,発生の源流にさかのぼりメスメルの存在を起点に丹念に検証する。

まえがき

1 意識の〈世界学〉へ――〈うぶすな〉からの狙いと語り
 「意識」と臨床心理学
 〈世界学〉と〈うぶすな〉の礎
 個別事例から世界へ

2 境目に立つ男の挿話――メスメルについて
 物と心の境目――心が物理的に運動する
 宇宙と人間の境目――穴のあいた革袋
 宗教と科学の境目――物質か想像力か
 素人と専門家の境目――排除の理由
 意識と無意識の境目――「革命」の手前で
 付け足し

3「心の近代」の三筋の〆繩
・意識革命
 〈意識革命〉の枠取り
 〈意識一色流〉――「心理主義」という中軸
 〈意識棲み分け流〉の強面分派――〈排他実証派〉の急進と限界
 〈意識棲み分け流〉の弁え分派――〈認識批判派〉の〈白〉無意識
 〈意識植え付け流〉――〈黒〉無意識の征服
 〈意識革命〉三流・二派の見晴らし
・心の囲い込み
 〈領域系〉の囲い
 〈人間系〉の囲い
 〈精神/物質系〉の囲い
 〈心の囲い込み〉の近ごろ――臨床心理学と「科学的常識」
 付け足し
・一つ掲げ
 考えと下地
 虚無への梯子
 永遠の争い
 振り返りと見晴らし

4 さらに考えてゆこう


あとがき

目次

1 意識の“世界学”へ―“うぶすな”からの狙いと語り(「意識」と臨床心理学;“世界学”と“うぶすな”の礎 ほか)
2 境目に立つ男の挿話―メスメルについて(物と心の境目―心が物理的に運動する;宇宙と人間の境目―穴のあいた革袋 ほか)
3 「心の近代」の三筋の〆縄(意識革命;心の囲い込み ほか)
4 さらに考えてゆこう

著者等紹介

實川幹朗[ジツカワミキロウ]
昭和24年千葉県に産まれる。昭和49年東京大学文学部哲学科卒業。昭和51年東京大学大学院文学研究科修士課程修了(哲学専攻)。昭和59年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学(臨床心理学)。現在、姫路獨協大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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