発達‐差異論と動機づけの問題―インクルーシブ教育実現のための発達心理学的考察

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発達‐差異論と動機づけの問題―インクルーシブ教育実現のための発達心理学的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 122p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762828027
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C3011

出版社内容情報

健常児との連続性/非連続性を争点とした,障害児の発達理解に関するこれまでの論争を整理。メタ認知やPASS理論さらには動機づけの視点から,本来あるべき障害児教育も考察。E.ジグラー氏の特別寄稿論文を巻末に収載!

序文

第1章 子どもの発達と教育
 1節 発達の質的転換期と発達段階
 2節 発達と教育のかかわり
 3節 障害児の発達と教育

第2章 子どもの発達・学習
 1節 発達と学習の関係
 2節 感覚・知覚学習と発達
 3節 認知学習
 4節 分類学習と概念形成
 5節 弁別学習と概念達成
 6節 学習と認知処理プロセス
 7節 学習とメタ認知
 8節 学習における動機づけの役割

第3章 発達に関する発達‐差異論と動機づけの問題
 1節 発達‐差異論争とは
 2節 差異論,その論点,そして研究の歴史
 3節 発達論,その論点,そして研究の歴史
 4節 論争解決に向けた新たな論点(1)―メタ認知
 5節 論争解決に向けた新たな論点(2)―PASS理論

第4章 発達‐差異論の貢献
 1節 発達心理学研究に対して
 2節 障害児心理学研究に対して
 3節 養育・保育・教育に対して

文献
索引
特別寄稿論文「発達的アプローチについて」
共同研究 精神遅滞児における弁別移行学習および外的指向性
あとがき

内容説明

これまで障害児の発達に関し、同一発達レベルの健常児に比べて知的障害児の認知的パフォーマンスが劣ることについて繰り広げられてきた差異論(低IQによる記憶、抽象能力、推理等、認知の問題に起因すると主張する立場)と発達論(発達レベル相応の認知能力を十分に発揮させ得ない動機づけの弱さや特有な動機づけスタイルに起因すると主張する立場)との論争を整理。また、あまり触れられてこなかった「メタ認知」「PASS理論」の視点も加え、これからのインクルーシブ教育の実践において重要な理論的支柱を提示する。巻末に、ジグラー(Zigler,E.)教授の特別寄稿論文を収載。

目次

第1章 子どもの発達と教育(発達の質的転換期と発達段階;発達と教育のかかわり ほか)
第2章 障害児の発達・学習(発達と学習の関係;感覚・知覚学習と発達 ほか)
第3章 発達に関する発達‐差異論と動機づけの問題(発達‐差異論争とは;差異論、その論点、そして研究の歴史 ほか)
第4章 発達‐差異論の貢献(発達心理学研究に対して;障害児心理学研究に対して ほか)

著者等紹介

田中道治[タナカミチハル]
1947年広島県に生まれる。1977年東京教育大学大学院教育学研究科修了。1992年アメリカ合衆国Yale大学心理学科Post Doctoral Fellow。現在、福山平成大学子ども学科教授(教育学博士)。京都教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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