沈黙の螺旋理論―世論形成過程の社会心理学 (改訂復刻版)

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沈黙の螺旋理論―世論形成過程の社会心理学 (改訂復刻版)

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784762827952
  • NDC分類 361.47
  • Cコード C3011

出版社内容情報

自分の意見は少数派である,あるいはそうなりそうだとわかった人は孤立を恐れて沈黙し,逆に自分が多数派だと認知した人は声高に発言する。沈黙は雄弁を生み,雄弁は沈黙を生むというこの螺旋状のプロセスの中で,少数派はますます少数派になっていく……。長らく絶版となっていた世論研究の名著,待望の復刻版。

復刊の現代的意義―訳者前書きに代えて
日本語版第二版への序
アメリカ版への序

1.沈黙の仮説
2.調査を駆使した仮説のテスト
3.孤立への恐怖という動機
4.世論とは何か
5.意見の法―ジョン・ロック
6.政府は世論によって支えられる―デビッド・ヒュームとジェームズ・マディソン
7.「世論」という言葉の創始者―ジャン‐ジャック・ルソー
8.世論の専制
9.「社会統制」概念が形成され,「世論」概念は一掃された
10.オオカミたちが遠ぼえで合唱する
11.アフリカ・大洋州諸部族の世論
12.バスティーユの襲撃―世論と群集心理学
13.流行も世論である
14.さらし台
15.法と世論
16.世論は社会の統合を果たす
17.前衛,異端,アウトサイダー―世論を変える
18.世論伝播の乗り物としてのステレオタイプ―ウォルター・リップマン
19.世論が争点を選択する―ニクラス・ルーマン
20.公衆の注目を左右するジャーナリストの特権
21.世論には二つの源泉がある―その一つがマスメディアである
22.二重の意見風土
23.分節化機能―メディアに乗らない意見の持ち主は事実上沈黙させられる
24.民の声は天の声
25.新たなる知見
26.世論の理論をめざして
27.世論の潜在機能・顕在機能:まとめにかえて

資料 世論に関する文献研究:テクスト分析へのガイド
結びにかえて謝意を
第二版の結びとして
原注
訳注
訳者解題
引用文献
本書との関連文献
参考文献
人名索引
事項索引

目次

沈黙の仮説
調査を駆使した仮説のテスト
孤立への恐怖という動機
世論とは何か
意見の法―ジョン・ロック
政府は世論によって支えられる―デビッド・ヒュームとジェームズ・マディソン
「世論」という言葉の創始者―ジャン‐ジャック・ルソー
世論の専制―アレクシス・ド・トックビル
「社会統制」概念が形成され、「世論」概念は一掃された
オオカミたちが遠ぼえで合唱する〔ほか〕

著者等紹介

池田謙一[イケダケンイチ]
1955年生まれ。1982年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1990年明治学院大学法学部政治学科助教授。1992年東京大学大学院人文社会系研究科助教授。1995年博士(社会心理学)(東京大学)。2000年東京大学大学院人文社会系研究科教授。社会心理学・政治心理学・コミュニケーション理論専攻

安野智子[ヤスノサトコ]
1970年生まれ。1993年お茶の水女子大学文教育学部卒業。1998年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。1999年香川大学経済学部助教授。2001年博士(社会心理学)(東京大学)。2002年中央大学文学部助教授。2011年中央大学文学部教授。社会心理学・政治心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

102
非常にいい本だと思いました。もう少し世間の選挙参謀たちに読まれてもいいのではないかと思われます。もともと西ドイツの選挙分析を主とした業務にしている人が分析したもので、最近の状況によくあてはまるのではないかと思われます。日和見の人々が勝ち馬に乗るプロセスがよく分析されています。2017/10/07

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