目次
葛藤・紛争と社会心理学
豚、スリングショット、およびその他の集団間紛争の基盤
紛争の知覚
集団間紛争における感情と感情制御―評価基盤フレームワーク
紛争の集合的記憶
アイデンティティと紛争
イデオロギー葛藤と極化―社会心理学の視点から
政治的暴力、集団間紛争、民族カテゴリー
テロリストの心理―個人、集団、組織レベルの分析
紛争解決における社会心理的障碍
紛争解決に対する社会心理学的アプローチ
集団観紛争における交渉と調停
和解をめぐる主用論点―紛争解決とパワー力動に関する伝統的仮定への挑戦
平和構築―社会心理学的アプローチ
クローゼットを開けるために
著者等紹介
バル・タル,ダニエル[バルタル,ダニエル][Bar‐Tal,Daniel]
イスラエルのテルアビブ大学教育学部児童発達教育学科のBranco Weiss記念教授。研究関心は解決困難な紛争と平和構築のための社会心理的基盤、児童による政治理解の発達、平和教育に関する政治・社会心理学。国際政治心理学会会長として貢献し、その業績はさまざまな賞を受賞している。1991年と2009年にはSPSSIのOtto Klineberg文化間・国際関係賞を受賞し、2000~2001年にはオランダ人文・社会科学高等研究所において、Golestan Fellowshipを受けた
熊谷智博[クマガイトモヒロ]
1971年埼玉県に生まれる。2005年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満了、博士(文学)。東北大学を経て、大妻女子大学文学部助教
大渕憲一[オオブチケンイチ]
1950年秋田県に生まれる。1977年東北大学大学院文学研究科博士課程中退、博士(文学)。大阪教育大学を経て、東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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