出版社内容情報
クライアントのエイジェンシーを重視し,「問題」と「人」とを切り離しながら,「支配的なディスコース」からの離陸・解放の可能性を探る。
目次
第1部 理論(ナラティヴ・アプローチとは;ナラティヴ・アプローチの理論的背景;治療的関係(カウンセリング関係)
ナラティヴ・アプローチのトレーニング)
第2部 実践(レイラと虎:精神医学におけるナラティヴ・アプローチ;アルコール依存の物語に対抗する;ナラティヴ・アプローチによるスクール・カウンセリング;調停における問題解決からナラティヴ・アプローチへ)
著者等紹介
モンク,ジェラルド[モンク,ジェラルド][Monk,Gerald]
現在米国サンディエゴ州立大学の心理学カウンセリング学科教授。同大学国際安全保障・紛争解決教授会の一員。カリフォルニア州における家族セラピストの資格を持つ。2000年に米国に移る以前はニュージーランドで臨床心理士、調停員として15年の経験を持つ。ナラティヴ・カウンセリング、調停、多文化カウンセリングに関する共著五冊。ヨーロッパ・北米諸国で多数のナラティヴ的調停のワークショップを指導している
ウィンズレイド,ジョン[ウィンズレイド,ジョン][Winslade,John]
ワイカト大学カウンセリング養成コースの前ディレクター。現在は米国カリフォルニア州立大学サンバーナディノ校教授、及びカウンセリング教育コーディネーター。ナラティヴ・カウンセリングと調停に関する著書七冊。米国、ヨーロッパ、ニュージーランド、中東でナラティヴ・アプローチを指導している
クロケット,キャシー[クロケット,キャシー][Crocket,Kathie]
現在ワイカト大学カウンセラー養成コースのディレクター。ナラティヴ・アプローチとスーパービジョンの指導、修士及び博士コースの指導にあたっている
エプストン,デイヴィッド[エプストン,デイヴィッド][Epston,David]
オークランド市の家族療法センター共同ディレクター、及びユニテック専門学院社会開発学部教授。マイケル・ホワイトと共にナラティヴ・セラピーを提唱。関連する共著四冊。オーストラリア/ニュージーランド家族療法機関誌及び米国の家族療法アカデミーからその顕著な功績を認められている
国重浩一[クニシゲコウイチ]
ワイカト大学カウンセリング大学院修了。ニュージーランド・カウンセラー協会会員。日本臨床心理士。現在、鹿児島メンタルサポート研究所研究員、鹿児島県スクールカウンセラー
バーナード紫[バーナードユカリ]
ロンドン大学教育研究所修士課程修了(英語教育)。ワイカト大学教育学部教育研究科ディプロマ修了。現在、翻訳家、英語専任人講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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