目次
第1部 プロセス(ドラマセラピーの出典となった分野;段階:ドラマセラピーにおける5つの連続段階;物語:プロセス指向のグループドラマセラピーにおける個人の成長過程―4つの事例研究 ほか)
第2部 技法(単独セッション、連続シリーズの開始期;単独セッション、連続シリーズの中間期;単独セッション、連続シリーズの終了期)
第3部 上演―7人の物語り。そして彼らが創り上げた自分たちの人生についての劇(グループと劇の発展;自己開示劇;公演後の鬱に対処し、成功を自分に統合する)
著者等紹介
エムナー,ルネ[エムナー,ルネ][Emunah,Ren´ee]
23年の歴史をもつCIIS(カリフォルニア統合学研究所(大学院大学))のドラマセラピー修士課程の創設者であり、責任者。米国ドラマセラピー学会前会長。演劇・演技にバックグラウンドをもち、臨床心理で博士号をもつ。さまざまな対象・場におけるドラマセラピー経験は25年以上に及ぶ。アメリカにおけるドラマセラピーのパイオニアの1人で、最初の公認ドラマセラピスト4人のうちの1人、米国ドラマセラピー学会認定ドラマセラピスストトレーナー。この分野での寄与・功績を称えられ、米国ドラマセラピー学会のGertrud Schattner賞、「元精神疾患患者への斬新な仕事」に対するサンフランシスコ市区長会賞など、多くの賞を受賞。また彼女の活動は、多くの新聞記事、ラジオ・テレビのインタビュー番組でも特集され、学会発表や、大学・研修の場で国際的に活躍している
尾上明代[オノエアケヨ]
国際基督教大学卒業。アナウンサーとしてNHK・テレビ朝日等のニュース・教育番組を担当後、文化庁芸術家在外派遣研修員として渡米。イリノイ大学演劇学部客員講師を経て、カンザス州立大学大学院でドラマセラピーを、明星大学大学院で教育学を学ぶ。教育学修士。国内第一号の米国ドラマセラピー学会公認ドラマセラピスト。1999年より、大学等の教育現場、企業等においてドラマセラピーを実践するほか、全国各地で講演活動も行なう。ドラマセラピー教育・研究センター代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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