目次
序章 コンピュータゲーム研究の意義と目的
第1章 コンピュータゲーム遊びの実態と高利用児の特性
第2章 コンピュータゲーム遊びと画像弁別技能
第3章 コンピュータゲーム遊びと規則性推理
第4章 コンピュータゲーム遊びと感覚運動技能および空間認知技能
第5章 幼稚園におけるコンピュータゲーム遊びと保育
終章 幼児の遊び環境としてのコンピュータゲーム
著者等紹介
湯地宏樹[ユジヒロキ]
1967年宮崎県に生まれる。1996年広島大学大学院教育学研究科幼児学専攻博士課程後期単位取得退学。現在、比治山大学短期大学部幼児教育科助教授(教育学博士)
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感想・レビュー
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ブラタン
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コンピュータゲームをする子は好奇心旺盛な子である。コンピュータゲームは画像弁別・規則性推理・感覚運動・空間認知等の能力開発に有用である。コンピュータゲームはコンピュータというメディアを利用するため、メディアリテラシー形成に有用である。コンピュータゲームがあまりにも面白いために他者を排除する可能性があり、社会性形成面で問題となる。逆に社会性に問題がある人間がコンピュータゲームにはまる場合もある。バーチャルとリアルの区別がつきにくい。コンピュータゲームには女性が出てくる場面が少なく、また被害者的に扱われている2008/03/01