目次
科学の発端
生理学的背景
哲学的テーマ
テーマの消失
感覚生理学と知覚問題
ヴントと構成主義
ドイツの周辺事情
イギリスの周辺事情
アメリカの先駆者
アメリカ機能主義
精神分析
ゲシュタルト心理学
行動主義
認知心理学
心理学の多様化
著者等紹介
ボールズ,R.C.[ボールズ,R.C.][Bolles,Robert C.]
1926‐1993。種特異的防御反応(SSDR)という概念の提唱で知られる著名な理論家であり、学習行動を進化論的文脈で見直す機能的行動主義心理学の提唱者であり、動物認知運動の創始者である。12歳まで自宅で学習した後、スタンフォード大学に進学し、20歳でBA、21歳でMA(数学専攻)を授与された。その後、アメリカ海軍放射能防衛研究所に勤務したが、当時、彼が作成した放射能半減期の計算式は、現在でも使用されている。26歳のとき、数学から心理学に転向して、カリフォルニア大学バークリ校に入学し、トールマン(E.C.Tolman)の指導を受けた。2年後の28歳のとき、Ph.D.を授与され、ペンシルバニア大学やプリンストン大学などを経て、1966年に西海岸のワシントン大学に移り、1993年に没するまでこの大学に勤務した
富田達彦[トミタタツヒコ]
1931年、横浜に生まれる。早稲田大学博士課程(心理学)終了。早稲田大学教授を経て、現在、名誉教授
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