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出版社内容情報
兄弟神におわれて黄泉の国へのがれた大国主(おおくにぬし)の命(みこと)は、須佐之男(すさのお)の命の娘、須勢理姫(すせりひめ)と出会い、おたがいにひかれるのですが……。
5歳から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
111
日本の神話の5巻目で今回は黄泉の国に言った大国主がスサノオの娘に見初められます。ところが父親が3つの試練を与えたりしてかなりな窮地に陥りますが娘や小動物などに助けられます。その場面を柔らかな筆致で描かれていてすっかり忘れていたこの物語自体を楽しめます。2019/04/03
NAO
50
大国主命が、黄泉の国で祖先である須佐男命と会い、須勢理姫を奪って逃げる。大国主命が黄泉の国に行って絶対権力者である須佐男命に認められることで、大国主命が地上の支配権を与えられるという通過儀礼が描かれている。どの国の神話もそうだけれど、神々の家系図って、本当に複雑怪奇。絵は、髪にムカデをわかした須佐男命のアップが、迫力満点。こんな父親に美人の娘がいて、一緒に暮らしていたという不思議。神話のそういうおおらかさが好き。2017/01/21
たまきら
27
どこに行ってもモテモテの大国主。かわいい娘の反応にむっとするスサノオがかわいいです。ぷぷぷ。一通り読み終わった後、娘さんが「ひげが昔のハンサムなの」と感想をポツリ。あはは。明日の読み聞かせで読んでほしいというのですが、1巻から読まないと分からないかもよ~。2019/02/28
ベル@bell-zou
25
命からがら黄泉の国へ辿り着いた大国主命は須佐之男命の娘・須勢理姫と出会った瞬間fall in love。二人の様子を一目見るなりそれを察知し不愉快な須佐之男命は、死んじゃっても構わないいやむしろそうなるよう数々の試練を大国主命に与えるが、助かっちゃう大国主命。須佐之男命が作戦疲れで油断したところを逆襲、彼の大切な武器一式と姫を奪い黄泉の国を後にする大国主命。娘を嫁に出す父親よろしく「娘を幸せに」と叫び見送る須佐之男命。ここにきて泣かせるし。この話、すごく好きだわ( ´艸`)↓2019/04/11
かおりんご
22
絵本。素戔嗚尊と大国主命は時代がかぶっていたのですね。自分の娘には甘い。2013/11/26