内容説明
本書は、学校における教育相談はいかにあるべきか、子どもの問題行動をどのように理解して対応したらよいのかなど、教育相談の本来の意義と方法について考えることを目的として、編集されている。
目次
学校における教育相談の意義と役割
教師に望まれるカウンセリング・マインド
パーソナリティとその理解
心理検査とその利用
カウンセリングの技法
不登校の理解と対応
いじめの理解と対応
非行の理解と対応
性に関する問題の理解と対応
障害児の理解と援助
生徒の進路についての指導と援助
保健室の養護教諭の役割
スクールカウンセラーの役割
教育相談関係機関とその利用
著者等紹介
中山巌[ナカヤマイワオ]
1943年長野県に生まれる。1970年広島大学大学院教育学研究科博士課程教育心理学専攻単位取得満期退学。現在、佐賀大学文化教育学部教授。主著に『教育実践心理学』(共著)北大路書房1986年、『現代教育臨床心理学要説』(共著)北大路書房1987年、『生徒指導』〈実践教職課程講座第9巻〉(共著)日本教育図書センター1987年、『教育相談の心理ハンドブック』(編著)北大路書房1992年、『生活諸相の心理学ハンドブック』(共著)北大路書房1993年
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