内容説明
社会心理学のおもしろさの1つは、扱っている研究の対象や現象が、とても幅広いことにあると思います。自己や態度といった個人の内的な過程も、友人関係や恋愛といった対人関係も、小集団も、職場や学校という組織も、さらには、文化や社会全体までもが社会心理学の研究の範囲となるのです。このスケールの大きさを理解してもらえるように、本書は、全章の構成・配列を、個人→対人関係→集団・組織→社会というように、個人→社会へと視点を広げていくものにしました。
目次
1章 自分を知る
2章 ひとに伝える
3章 ひとを好きになる
4章 ひとを助ける
5章 ひとと争う
6章 ひとの気持ちを変える
7章 集団とかかわる
8章 組織とかかわる
9章 社会を知る
10章 社会に責任をもつ
11章 社会とかかわる
12章 社会の問題とかかわる
13章 男/女になる
14章 異文化にふれる
15章 社会心理学を学ぶ